動脈硬化と高血圧、本当に関連性はあるの?共通する改善法とは

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動脈硬化とは、文字通り動脈が硬くなってしまった状態を言います。

動脈の中にコレステロールや中性脂肪が増えることによって、血管が詰まったり硬くなったりしていると考えられているのですが、

この状態になっているということは、血液が流れにくくなっているということを意味しています。

この状態が続いていると、血液によって運ばれている酸素や栄養素が不足しがちになり、ますます動脈が硬くなってしまいます。

動脈硬化が進むと、狭心症や心筋梗塞を起こすことにもつながります。

そのため、動脈硬化になっていることが分かった場合、動脈硬化が進まないように治療を進めていく必要があります。

それでは、高血圧と動脈硬化がどのように関わっているかと言うと、高血圧になっているために血管に負担がかかることによって、動脈硬化が進んでしまうという考え方があります。

一方で、動脈硬化が起こっていると、血管に血液が流れにくい状態になるので、心臓が無理に血液を送ろうとして、

血液を送り出す際の力を上げるから高血圧になるのだということも言われています。

どちらが先とも言えない部分は確かにあるのですが、確実にわかることは、どちらにしても血管の中を血液が流れにくい状態になっているということです。

また、動脈硬化も高血圧も、どちらも生活習慣に大きく左右されるものであるということも共通する部分です。

そのため、動脈硬化や高血圧と診断されたら、まずは生活習慣を見直すことから始めましょう。

それでは、具体的にどのようなことに気をつければよいのか、見ていきたいと思います。

まずは、食生活を見直し、適度な運動をするということです。食事に関しては、バランスのとれた食事をするということが大切です。

動物性脂肪が多い食事は悪玉コレステロールや中性脂肪を増やすことになりますし、塩分の多い食事は血圧を上げることに繋がります。

色々な種類の食べ物をバランスよく食べるように心がけるだけで、こういったものに偏る心配がなくなるので、食生活が改善されます。

また、運動に関しては、無理をする必要はなく、できることから始めてみましょう。簡単なストレッチや、ウォーキングなどでも構いません。

効果があるのは有酸素運動であると言われていますので、呼吸についても意識しながら、毎日続けられるような運動をするようにしましょう。

さらに、喫煙や過度の飲酒、ストレスも良くないとされています。

動脈硬化と高血圧、そのどちらであっても、血管の状態を改善できるような生活を心掛けることで、進行を防ぐことができます。

合併症を引き起こさないためにも、毎日の生活に気をつけるようにしましょう。

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