血圧に関しての200ってどういう数字?危険を伴う高血圧とは

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高血圧と言っても、その幅はかなりあります。

血圧の正常値は、上が130、下が85までと言われているのですが、その基準より少し上でも、かなり上でも、同じように高血圧という言い方をします。

しかし、血圧が基準よりも高くなればなるほど、血液が流れにくい状態になっているということになるので、その分体に対する影響も大きくなります。

そこで、血圧の高さの危険性を示す数字として、上の血圧が200以上という基準があります。

これを超えるととても危険な状態で、脳内出血を起こす可能性がかなり高くなります。それなら、そうなる前に気付くことができれば早めに対処をすることも可能ですよね。

しかし、高血圧にははっきりとした自覚症状が無いのが特徴です。したがって、高血圧であってもなかなか気付かないこともあります。

症状としては、頭痛や吐き気、めまいなどを伴うこともありますが、これらは血圧以外のことが原因でも起こる症状なので、それを元に高血圧と判断することには無理があります。

そのため、気付いた時にはかなり進行していることもあります。もし血圧が200以上になったとしたら、すぐに治療が必要です。

また、薬を服用しているのにこの状態になったとしたら、別の病気を疑う必要も出てきます。

これがさらに進行して、上が210、下が130を超えると、悪性高血圧と呼ばれます。

悪性高血圧の状態になると、腎不全や心不全などを起こしやすくなるので、命にかかわる状態であると言えます。

このように、高血圧は病状が進行してしまうと、とても怖い病気であるということがおわかりいただけたかと思います。

高血圧には遺伝的な要素も大きく関わっていると言われています。そのため、両親のどちらか、あるいは両方が高血圧の場合、高血圧になる可能性はかなり高くなります。

そのため、両親が高血圧だという人は、血圧のチェックをして自分の血圧を把握しておくようにしましょう。

高血圧は、気付かないうちに進行していることが多く、気付きにくい病気でもありますが、きちんと治療をすれば危険な状態は避けることができるものでもあります。

そのため、高血圧だという人は医師の指示に従ってきちんと治療をし、今のところそうでないという人は、

将来的に高血圧にならないように食生活に気を配る、運動を続ける、睡眠をきちんと取るなど、できることに取り組んでみましょう。

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