高血圧が引き起こす合併症はこれだけある!改善する方法を知ろう

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高血圧とは、皆さんもご存知のように血圧が基準値よりも高いことを言います。それで何か体に感じる症状が出るのかというと、そんなにはっきりとした自覚症状が無いまま知らず知らずのうちに症状が進んでいくのが一般的です。

症状が進むと、耳鳴りやめまい、頭痛などが現れることもありますが、それも必ず血圧と結びついているとは考えにくい部分もあるため、

高血圧であると言われてもあまり実感が無いというのが正直なところかもしれません。

しかし、高血圧は、そのままにしておくと怖い病気です。それは、高血圧であるということによって他の合併症を引き起こす可能性が高いからです。

それでは、高血圧が引き起こす合併症にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。まずは、心臓に関わる病気です。

高血圧であるということは、血液が流れにくくなっているということを意味しますが、心臓は血液を送り出す役割をしているため、高血圧だとどうしても負担がかかってしまうのです。

これには、心肥大・それが進むことによって起こるうっ血性心不全・狭心症・心筋梗塞などがあります。

狭心症や心筋梗塞はよく聞く病名なので、危険なことであるということは皆さんおわかりいただけると思います。

うっ血性心不全とは、心臓が上手く働くことができなくなり、その結果肺に水がたまってくることで呼吸に影響を与えるものです。

次に、腎臓に関する病気です。血液が流れにくい状態であれば、どうしても全身に酸素や栄養が行きわたりにくくなります。

そのため、腎臓に送り届けられるべき血液が不足し、腎臓の機能が低下することによって腎不全などの病気を引き起こします。

次に、血管に関する病気です。血液が流れにくい状態は、血管にも負担を掛けています。そのため、解離性動脈瘤、大動脈瘤などを引き起こします。

これらは、動脈が裂けたり、負担がかかった結果血管にできた瘤が破裂したりするものです。最後に、目に関わる病気です。

血圧と目に関係があるというのは意外に感じられるかもしれませんね。しかし、実際に関連があります。

網膜静脈血栓症などがあり、視力に影響を与えます。これだけの合併症を引き起こす可能性があるとわかると、高血圧の怖さが感じられるのではないかと思います。

それでは、高血圧と診断された場合、合併症を防ぐためにも少しでも改善したいものですよね。

そこで考えられる方法として、有酸素運動を行うという方法があります。酸素をしっかり取りこむということに意味がありますので、呼吸を意識しながら運動を行うことが大切です。

また、続けるということもポイントなので、無理をしてすぐにやめてしまうような運動をせずに、ウォーキングなど簡単なことでいいので、続けられるものを選ぶようにしましょう。

また、塩分の摂り過ぎや過度の飲酒、喫煙も良くないとされています。それらに気を付けたうえで、必要であれば薬を利用しての治療も考えていきましょう。

合併症を防ぐには、根本的な原因となっている血圧の高さを何とかするしかありません。

そのため、まずは運動を生活の中に取り入れ、血圧を下げる工夫をしていきましょう。

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