高血圧は脳卒中の原因になるの?その関係を知ろう

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脳卒中という病名は、皆さん耳にする機会が多いのではないかと思います。脳卒中とはどのような病気なのかというと、大まかに言えば、脳の血管に異常が起こり、そこから先の脳細胞に栄養が届かなくなった結果、細胞が死んでしまうというものです。

そうなると、その部分がコントロールしていた体の部分がコントロールできないことになるため、さまざまな障害が起こります。

脳の血管に異常が起こる部分によっては、体がまひしたり、物を飲み込むことができなくなるなどの症状が出ます。

さらに、場合によっては命に関わることもある、怖い病気です。脳卒中というのは、脳の血管に異常が起こる状態をまとめて呼んだもので、その中にも種類があります。

それが脳梗塞、脳出血、くも膜下出血です。脳梗塞は脳の血管が詰まること、脳出血は脳の血管が破れること、くも膜下出血は動脈瘤が破れることが原因となって起こります。

それでは、なぜ高血圧と脳卒中に関連があると言えるのかというと、それは血圧が高くなることで血管に負担がかかってしまうからです。

血圧が高くなっているということは、何らかの理由で血液が流れにくくなっているということを意味しています。

そのため、体が無理に血液を流そうとした結果、血管にも負担がかかって血管がもろくなったり硬くなったりします。

そうなると、詰まったり破れたりしやすくなるということです。また、高血圧の状態だと、動脈瘤もできやすくなります。

動脈瘤とは、血圧が高いために血管に負担がかかり、その結果動脈の一部が膨れることですが、これがあると、くも膜下出血の原因になります。

以上のことから、高血圧と脳卒中には関連性があることがおわかりいただけたかと思います。

脳卒中を起こす危険がある原因として、高血圧以外にも糖尿病、高脂血症、心臓病などが挙げられるのですが、その中でも高血圧が最も脳卒中と関わりが深いというデータも存在します。

そのため、高血圧だと言われている人は、特に注意が必要です。病院での治療を行うことももちろんですが、日頃の生活を見直すことも高血圧の改善に繋がります。

そのため、高血圧であるとわかっている人は、その状態を少しでもよくするような生活習慣を心掛けましょう。

また、そうでない人は、今後高血圧にならないような生活を意識しましょう。

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