温めれば痛みが減る!閉経期の腹痛

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生殖期から次の段階へと移る時期、更年期。閉経に向け体は色々な準備をするため、私たちの体調には大きな変化が出て来ます。

変化の度合いや質は個人個人異なりますが、体温のコントロールがうまくできなかったり、

頭痛が起きたり、あるいは情緒不安定になったり・・・多くの人に出る共通した症状があります。

その中の一つが、腹痛です。ホルモンバランスが崩れて脳から胃腸への指令がうまくいかなくなり、食欲の増進・減退、下痢、便秘が起こりやすくなります。

また、更年期になって生理痛がひどく出るという人も多くいます。

生理時には血液が子宮周りに集中しますが、閉経期には血液の循環がうまくいかなくなり、より重い感じを引き起こすのです。

胃腸機能低下による腹痛も、生理痛も、体を温めて血行を良くすることで症状を和らげることができます。

体を温めるには様々な方法がありますので、自分に合うやり方を見つけてみてください。いくつか温める健康法をご紹介します。

まず、最も一般的な方法。覆うことで熱を逃がさず、冷気から守って体を温める方法です。

夏は特に薄着になりがちですが、冷房が効いているところも多いので、なるべく肌の露出を抑えます。

特に、足は一番冷えやすい個所なので、靴下を履くようにします。また、腰回りを温めるために腹巻も有効です。

次に、体の内側から温める方法です。冷たい飲み物より熱い物を、生野菜より温野菜を、葉物野菜より根菜を、という事を意識した食事を心がけます。

また、コーヒーは体を冷やすと言われているので摂りすぎには注意です。

反対に紅茶は体を温めると言われており、しょうがと黒砂糖・はちみつを入れることでなお温め効果が上がります。

そして、適度な運動ももちろん効果的です。特にウォーキングは、体を急激に疲れさせずに全身の巡りをよくするので、お勧めです。

その他、セルフマッサージで血行をよくして温める、という方法もあります。

お気に入りのアロマオイルを使ってゆったり自分の体と向き合う時間を作ったら、血の巡りがよくなるだけでなく、心もほっと緩まることでしょう。

腹痛を和らげ、閉経期を少しでも快適に乗り切るために、普段から体を冷やさないよう意識して、ホットに過ごしてみてはいかがでしょう。

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