返報性の原理というものをあなたは知っていますか?
一般的なことですが、人は必ず他者から何かの施しをされると、それに対しての「お返し」をしなければならないという感情を抱くものです。
こうした考え方、心の動きを返報性の原理と言います。これを頭に踏まえた上で読んでみてください。
好意の返報性というものがあります。
こちらは好意を深めたい相手がいれば、その人に好意を示すことで、相手も好意的に思ってくれるようになるというものです。
人は誰しも自分のことを好意的に思ってくれる相手に対しては、気を許しますし好意的に捉えられるものです。
人は自分を肯定してくれる存在を常に求めているため、好意を向けられることを素直に嬉しく思うものですし、好きにもなります。
このことを「好意の返報性」と呼ぶのです。
誰かに認められたい、誰かに評価されたい、自分を見て貰いたい、自尊心を持っている人間であれば当然持っている欲求ですからそれは恥ずべきものではありません。
そして、こうした欲求を満たしてくれる相手を好きになるのは当然ということなのです。この好意の返報性をもって考えてみましょう。
相手と復縁したいと考えるのであれば、相手に嫌がられてしまうことや負担になることを実行してしまえば無駄に終わりますが、
相手に好意を示す事、そして相手にして喜ばれることはなるべく早めに行うこと。
そしてこうした好意の回数を重ねることが重要になってきます。
返報性の原理を元に考えると、当然して貰ったことに対して相手は「いつも悪いな」「有難いな」「何かお礼を考えないとな」と考えます。
それこそが復縁するためのベストタイミングを作ると言うことなのです。
相手を慮って全く身動きが出来なかった期間の間に、相手は去ってしまっている可能性も考えられます。
喜ばれる事、好意が嬉しいと思って貰える行動は、早くから行動すること。してみること。これが復縁のための大切なアプローチなのです。
(⇒しつこくしたら嫌われるかもしれない、そのままでいいの?)