「今度は失敗できないから」復縁の条件を誓約書にする夫婦が急増中

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離婚した相手と再婚する夫婦が増えている。きっかけは様々だ。子供が仲を取り持つ場合もあるし、そもそも嫌いで別れたわけじゃない夫婦もいる。

舅や姑が原因で離婚し、その呪縛から自由になったタイミングで復縁する夫婦もいるようだ。

しかしどんな理由であれ、離婚に至るということは、よほどの理由がないとなかなかできない。

それくらい離婚というのは精神的にも体力的にも参ってしまう行為なのだ。

それでも離婚という決断を一度している夫婦であるから、いくら復縁することになっても、互いに離婚当時の傷は中々癒えることがない。

そして、復縁するのであれば今度は絶対に失敗できないと強く思う。子供の為、周囲の為にも、何回もくっついたり離れたりするわけにはいかない。

そう思った夫婦が二度と失敗して離婚しないようにするために、再婚するにあたって「誓約書」を作成するのだという。

海外では結婚する際にこういった誓約書を作成するのは普通の事のようだ。

失敗をしないように、または万が一失敗したとしても互いに納得して別れることが出来るように、誓約書を作ることで安心して前に進めるらしい。

一度、離婚した夫婦が作成する誓約書の内容は、やはり前回の経験に基づいたものになっている。

ささやかなものから大がかりなことまで、事細かに記載して、それを破った場合の罰則もきちんと記してある。

例えば休みの日も家事育児を一切手伝わなかった夫に「休みの日には掃除、洗濯のどちらかを必ず行うこと」と約束されたかと思えば、

夫のカードを使って散財していた妻に「妻の小遣いは一か月○○円までとする」などという制約をする。

こういった現実的なものもあれば「仕事から帰った夫を家族みんなでいたわる」とか「食事中はテレビを消して家族の会話を楽しむ」など精神的な約束も練りこまれている。

誓約書まで作って、あえてしがらみがある中で無理矢理、復縁しなくても…。そう思う人もいるだろう。

しかし結婚生活とは、良い意味でルールや規律があった方がうまくいくのだ。育児や家事に正解がないからこそ、互いのやり方が違ったときに喧嘩になる。

誓約書があれば、生活の「軸」が決まるので喧嘩をふせぐことが出来るのだ。

一度失敗をしてしまった人間は慎重だ。

しかし、この慎重さが互いの存在に対しても働けば、思いついたことを何でも言い放ったりして相手を傷つけたりすることもなくなるだろう。

今後は、夫婦でなくてもカップル同士でも誓約書を作って付き合いだす男女が出てくるかもしれない。

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