やはり子供がキッカケ…別れた夫婦が再婚する流れになる理由

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一度離婚した夫婦が、修復を経て再婚するケースがある。このきっかけとなる要因は、ほとんどの場合が彼らの子供の存在だという。

一概に、子供がキッカケだったと言ってもその内容は様々で、「養育費を払えなくなった」とか「母子家庭で働きに出ていて病気になってしまった」など、

現実的なキッカケから復縁を考え、話し合った結果子供のためを思って再婚に至ったケースもある。

この場合も決して妥協したわけではなく、ただの妥協と都合がよかったからという理由で復縁したら再度失敗するということは、本人たちが一番理解しているところである。

一番多い復縁の理由は、もちろん子供がキッカケなのだが「子供」というより「子供への接し方や考え方」がキッカケになった、という場合だ。

夫婦は、どんなに嫌いあって離婚してしまったとしても、その間に子供がいれば定期的に連絡を取らざるを得ない。

学校の行事ごとや、子供の進路のタイミングなど、片方の親が独断で決めるわけにはいかない場合がたくさん出てくる。

そのたびに嫌々ながらも連絡し合って、話し合っていくうちに、夫婦でいたころには気付かなかった意外な一面を知っていく。

子供に対する考え方にも共感出来たり、接し方には尊敬すらするようになると相手に対する感情が変化していく。

夫婦でいたころには気付かなかったと先述したが、実はそうではなくて、離れている間に互いに努力して成長したのではないかと思う。

人は、失敗からたくさんのことを学ぶ。離婚に至ってしまったことについても、深く傷ついた分後悔や反省を経て、ずいぶん成長するのではないだろうか。

その姿は一緒に居たころには見られなかったもので、だからこそ新鮮で、とても魅力的に映るのだと思う。

「子供の為に再婚しない?」という言葉で最終的には復縁に至るのだが、その真意は子供の為ではないということはおそらく互いに理解しているだろう。

子供を介して努力と成長を遂げた戦友同志、共感する部分も増え、離れた期間があったからこそ相手を客観的に見ることが出来て結果的に良かったとすら思えるようになる。

子はかすがい、という言葉があるがまさにその通りだと思う。

復縁した夫婦は、今までとは全く異なる二人として、新しい生活を始めることが出来るだろう。

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