別れた恋人とヨリを戻したいと思って、しつこく連絡したり付きまとうような行為をすると、ますます相手は遠ざかっていく。
恋愛というのは追いかけられると逃げたくなるもので、だからといって別れてしまった相手を放置しておけば新しい恋人を作ってしまうかもしれない。
誰にでも、何にでもタイミングというものがある。恋愛をしたくなるタイミングだ。
これは人それぞれだとは思うが、基本的には寂しい時や落ち込んでいるときには人恋しくなる。つまりネガティブなタイミングだ。
自分のネガティブなタイミングの時に、そばにいてくれたり話を聞いてくれたりする相手に対しては、感謝の気持ちが芽生えると同時に、
「この人なしでは生きていけないかもしれない」とさえ思うようになる。
どうやってネガティブなタイミングを見計らうのかということだが、実際ストーカーのように監視して探るようなことをすると、絶対にヨリを戻すことなんてできない。
実は、最近ではSNSを利用して相手の精神状態を探る若者が多いのだ。
FACEBOOKやTWITTER、ブログなど、日々のささやかなことを記したものが簡単に覗けるようになっているこの時代、
大勢の人が見ているかもしれないにもかかわらず、ついSNS上では本音をポロリとつぶやいてしまう人が多い。
それをすることによって不特定多数の人に共感を得てもらいたいという心理が働いている。
ゆえにそれを定期的に覗いていれば、別れた恋人がどのような日常を送っているのかとか、現在の精神状態がどのようなものかを探ることが容易にできてしまう。
そのなかで、その人がネガティブなことをつぶやいたり、現在一人で寂しくしていそうな雰囲気を感じたら、そこが連絡を取る絶好のタイミングだ。
「SNSをたまたま見たんだけど、元気？」などという切り口から話しかけてみれば、開いても警戒することなく連絡を取ってくれる可能性が高い。
昔に比べて、人とつながることが本当に簡単になったこの時代だからこそ、うかうかしているとあっという間にもう戻れない状態にまで時間が経ってしまう。
魚のように恋愛も「鮮度が命！」とされてきている今だからこそ、思い立ったら即行動、後悔しないように想いを伝えなければならないのだ。