家庭内別居の夫婦…もう一度愛情を取り戻すための「復活デート」とは

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離婚率が増えている現代の日本だが、離婚には至っていないものの関係が冷め切ってしまったような状態の「家庭内別居」をしている夫婦もたくさんいる。

原因は様々だが、家庭内別居に至る夫婦は割合的には中年夫婦が多いようだ。

子がかすがいとなって成り立っていた夫婦関係が、いざ子供が自立して家を去って行ったあと、二人だけになったときにどのように、

コミュニケーションをとってよいかわからずに、会話のない状態から、食事も共にすることがなくなっていくのだという。

家庭内別居の夫婦には二つのパターンがある。一つは、今すぐにでも離婚したいくらいに、嫌いあっている夫婦。

条件がそろえばいつでも離婚に踏み切りたいとお互いが思っていて、でも慰謝料の問題とか年金の問題とか、

離婚を妨げる大きな要因があるために仕方なく、同じ屋根の下に暮らしているというパターンの夫婦である。この場合はほぼ修復不可能だ。

もう一つのパターンは、離婚するまではないものの、現在の生活に強く互いを必要としていないために、コミュニケーションを取らなくなった夫婦である。

この場合はお互いを心から嫌いあっているわけではないので、離婚したいとは思っていない。

しかし、同じ屋根の下にいながら会話がないのを特に寂しいとも思っていないし、むしろ自由で快適とすら感じたりもする。

ただ、今後お互い高齢になっていくにつれ確実に一緒でいることの必要性を感じる時が来ることは理解していて、

そのためにはもう一度夫婦で向き合うべきだということも理解はできている。

このような、まだ修復可能な夫婦をもう一度昔のような仲の良い関係に戻すべくサポートしてくれる業者がいるという。

「復活デート」をプランニングしてくれて、実行に移す手助けをしてくれるらしい。いわゆる「別れさせ屋」の逆のパターンだ。

この復活デートで初めに大切なのは、同じ家に住んでいながら、一緒に外出せずに、わざと外で待ち合わせをさせることだという。

妻が化粧している過程や、夫が髪を整えている過程をあえて互いに見ないようにして準備をして、

各々が違う手段を使って待ち合わせ場所に行くことで、普段と違った新鮮な感情で相手を見ることが出来るという。

そして、デートが始まったら必ずどこか一か所、触れ合っていなければならないというルールを設定して過ごしてもらう。

手をつなぐなどいきなり高度なことをしなくても、妻が夫の服の一部を掴む事から始めればよい。

そして、デートの最中には必ず、二人で体を動かすことをする。中年デートでオススメなのはボーリングだ。

ゲーム感覚で体を一緒に動かすと親近感がわき、興奮状態を恋愛感情と区別がつかなくなるようで、一気に仲が良くなるという。

いったん仲良くなれば、昔の時代を思い出すので修復はとても簡単なのだという。

家庭内別居を終わらせたいけれどきっかけがつかめずにいる夫婦は、それを第三者に委託するのはとても良い方法だと思う。

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