離婚した妻との再婚を願う夫…独りが耐えられない寂しい男性心理

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熟年離婚が流行っている現代で、実際離婚した夫婦のその後というのは、そのほとんどが勝ち組となるのは妻の方で、夫は急激に老け込み、寿命すら短くなるケースが多い。

これはなぜかというと、生活力の差である。

離婚後、妻はパートなどの職を探してすぐにでも働くことが出来る。

今まで培ってきた生活力で、自分の収入に見合った食事をし、身に着けるものを買い、節制しながら、生活そのものを楽しむことが出来る。

しかし、夫は、職を見つけて働くことはできても、生活力がないためにそちらを一から鍛えていかなければならない。

頑張って働いて帰ってきた家には、洗濯物が貯まり、洗っていない食器が山積みにされ、ほこりまみれの布団で眠る毎日が待っている。

生活を楽しむ余裕なんて、到底持てそうにない。

そのような生活になって初めて、妻という存在の大きさに気付く。自分が稼いでいることに驕っていたということを深く反省する。

そして、自分は一人では生きていけない、もう一度家に居て自分の帰りを待ってくれる存在が欲しいと願うようになる。

しかし、時間がたつにつれて、ただ再婚したいと願うだけでなく、元妻じゃないと嫌だと思うようになる男性が多いらしい。

独身に戻った男性は、初めは恋愛相手を探したいと思い、時間がたつと一緒に住んでくれて自分の帰りを待ってくれる相手を探したいと思うようになる。

さらに時間が経ってくると、家のことをしてくれるだけでなく、自分自身の性格や嗜好を、説明せずとも理解してくれる相手がいたらいいのにと願うようになる。

結局それは、元妻しかいないという結論に達するころには、元妻の事ばかりを考えるようになり、離婚した自分自身を後悔し、落ち込んでしまうようになるのだ。

この流れだと、一見男性が生活に困って、一番都合よい、手っ取り早く楽ができそうな妻に、もう一度戻ってきてほしいと思うといった自己中心的な心理を感じてしまう。

もちろんそれも一部あるのだが、男性の心理はもっと複雑なのである。

ひとりになるのが寂しいだけではなく、同じ気持ちを共有した人に理解を示してほしいのだ。同じ気持ちを共有してくれるのは、同じ離婚をした相手、妻しかいないのだ。

ただ、離婚後復縁を望む夫の割合はとても高いものの、妻の割合となると相当低くなる。妻とヨリ戻したいと思うなら予想以上の努力をしないと難しい。

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