復活愛という言葉は、あまり馴染んでいない部分もありますが、今回は、復活愛についての心理的な原理やそれに基づいた法則を解説していきます。
復活愛とは、言ってみれば、復縁のことです。一度は失ってしまった恋愛感情が、何かの原因をきっかけにして、再び燃え上がることを復活愛と呼んでいます。
復活愛で、一番大きい要因になっているのは、言うまでもないですが、感情の変化です。
付き合っていた頃は相手がいて当然の状態だったのに、別れてしまえば、孤独になります。
その時に感じた寂しさや悲しさが、そのまま、相手に対しての恋愛感情に置き換わるのが、一番典型的な復活愛の原理です。
そのため、復縁を望んでいる場合は、わざと相手と距離を置くべきであるという考えに行き着くのです。
恋愛について、書籍などで調べれば、このような内容をいくらでも見つけることができます。
それは、人間の心理として、頭では理解していても変えられない感情の動きであるためです。
人間の心の動きには、ある一定のパターンがあります。復縁しかり、感情しかり、人間がなにか考えるときには、この感情の動きに従って思考の元筋を立てるようにできています。
恋愛ごとに必勝法というのは存在しませんが、人間の心理についてはマニュアルというものは存在します。
それを恋愛感情に突き詰めていったものが、いま巷で流通している恋愛について書かれた本なのです。
復縁や復活愛の場合、重要になるのは、相手にどのような感情を芽生えせるかということです。
自分からあれこれとアプローチするのではなく、相手が復縁をしたいと思うように、こちらが工夫をするのです。
先ほども少し書きましたが、一般的に恋愛感情に一番結びつきやすい感情は、寂寥感（寂しさ）です。
もちろん、性格によってそれ以外の感情が恋愛感情に発展しやすいタイプの人もいます。
しかし、こと復縁に限って言えば、ほとんどの人が未練の感情と寂寥（せきりょう）感が復縁に至るきっかけとして自覚する感情なのです。
そのため、相手と復縁したいと考えるのであれば、相手にこの感情を抱かせるような行動をとることが、復活愛を得るための法則と言えるでしょう。