一緒に旅行に行ったり、買い物に行ったり、ガールズトークに花を咲かせていた女友達も一人減り、二人減り気がつけば独身の友達は年下ばかりになってしまいました。
焦らなかったわけではないのですが、今までこれといって結婚したいという人にも出会わずに時間が過ぎて行ってしまったのです。
これまでは、来たお見合いは全て断ってきたのですが、今回は受けてみようと思いました。
相手の男性は年齢的には二歳年下、つまり弟と同じ年です。
年下の男性と結婚する人は増えていますから不自然ではないけれど、もしかして弟と同級生じゃないかと思ったら、案の定そうでした。
でも、弟は、「あいつは生徒会長までしたまじめな奴だから、会ってみた方がいいよ。
きっと気に入るよ。」と言ってくれたので、一度会ってみることにしました。
お見合いというのは初めてで緊張しましたが、実際二人で話をし始めたら、意気投合して、お互いに趣味も合い、話が止まらなくなるほどでした。
私は彼といると時間がたつのも忘れてしましました。彼も私を年上だという意識はなく、会うたびにずっと昔から知っている人の様な気がしました。
これが運命というものなのでしょうか、彼は、初めて会ったときから結婚すると思ったそうです。
結婚式は、あなたたちの好きなようにやりなさいと言われたので、親せきなど、ごく親しい人たちだけで行う事にしました。
式の打ち合わせやおかえし物を選ぶにも、地元の式場だったので、二人で何度も通いました。
プランナーさんに助けてもらいながら、イメージを膨らませて準備をするのもとても楽しかったです。
結婚式は滞りなく終わり、彼とのこれからの生活のことを考えて、わくわくしたことを覚えています。
式の準備をしている時、二人で式のことや将来のことを話し合ったあの時間が、私たちをより強く結び付けてくれました。
親身になって相談に乗ってくれたプランナーさんには本当に感謝しています。