若すぎると言われた僕たちの笑顔に満ちた結婚式任せて良かった!

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僕はまだ20歳になったばかりで彼女は2つ年上の22歳、二人が結婚したいと親に打ち明けた時にはそれはもう大反対で、特に彼女の両親は烈火のごとく怒ってしまった。

彼女とは会わないように何度も何度も念を押された。でも僕は彼女と結婚して、絶対に彼女を幸せにする自信があった。

僕らの唯一の味方は僕の祖父だった。祖父は結婚に年齢なんか関係ない。彼女を養う自信があるのならそれも良いと言ってくれたのだ。

それは僕には大きな力となった。最初僕達は結婚式など挙げる事は考えていなかった。もちろんそんなお金もなかったし、入籍して一緒に暮らすだけで良かったのだ。

何度も両親と話し合い、彼女の両親を説得した。祖父の口添えもあり最後には根負けした形で両方の親から許しを得る事が出来た。

ただ、親たちの条件は結婚式はきちんと挙げるという事だった。親戚や友人に披露し、恥ずかしくない立派な結婚式を自分達の力で挙げろと言う。

その為の資金は両方の親が貸してくれた。あくまでも借金だ。僕達は結婚式場を決め、その日の為に打ち合わせを重ねた。

若いからこそ出来る明るいエネルギッシュな結婚式をしたいと思った。

担当の方が何かと相談に乗ってくれて僕達の意向もきちんと聞いてもらえた。

若いからと言ってもしっかりとした信念を持っているのは素晴らしいと言ってくれ、兄弟のように親身になってプランを立ててくれたのが本当に嬉しかった。

結婚式は僕達が考えた通り若々しい笑顔いっぱいのものになり、僕の両親も彼女の両親も笑いながら涙してくれた。

もちろん祖父も出席してくれて大喜びで祝福してくれた。僕らはまだまだ若いけれど、若い者には若者らしい家庭の作り方もある事を少しわかってもらえたように思う。

式も無事終わり、晴れて夫婦となった二人。これからも両親たちに心配を掛ける事なく暮らしていこうと思う。

もちろん式の費用は少しずつ返していくつもりでいる。いろいろと相談に乗ってくれたプランナーの方に本当に感謝している。

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