マリッジブルーを乗り越えた彼女涙のウェディングドレス姿

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もうじきね…みんなにそう言われる度に彼女は塞いで行く気持ちを持て余していたようです。結婚を決め、式場の予約をしてからは、驚く程早く日にちが経っていきました。

それにつれ楽しそうに打ち合わせをし、式の日を心待ちにしていたはずの彼女の様子がだんだんと暗くなって行きました。

心配はしていましたが、訳を聞いても別に何でもないと言うばかりで要領を得ません。

ウェディングプランナーさんが、「マリッジブルーですよ、大丈夫!幸せ過ぎて考えすぎちゃうんですよね。

皆さんそんな風になられるものですよ」と言ってくれ、彼女も自分だけじゃなく皆がそんな風になると言う言葉に救われたようです。

女性の気持ちは本当にデリケートで僕だけではどう対応してよいものやら、まったくお手上げだったと思います。

それからはプランナーさんと彼女は本当に何でも話せる姉妹のようになり、彼女も僕もこの方に全面的にすべて任せてしまったと言うような感じでした。

式の当日も何くれと面倒を見て下さって、本当に感謝しています。

おかげで彼女もとても元気に晴れの日を迎える事が出来、プランナーさんと一緒に選んだウェディングドレスで感動の涙を流していました。

他人の結婚式を親身になってプランする。

そして新郎新婦の心の動きにも気を配る。なかなか出来る事ではありません。

僕達はそれによってどんなに救われどんなに心強かったか。

結婚一周年の日そのプランナーさんからお祝いの手紙が届きました。

妻が大喜びで返事を書いたのは言うまでもありません。

結婚式をした事で、僕達は何物にも代えがたい大切な人との出会いまで貰ったのです。

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