中卒のワタシでも?医療事務資格は学歴不要!

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世の中数多ある資格の中で、就職につながるような資格のほとんどには、学歴の制限があります。

たとえば学校の先生は、大学なり短大なりで教職に関する単位を取得し、実習を経て教員免許を受ける必要があります。

また、資格は直接関係ない職種でも、就職時の採用条件を学歴で明確に線引きしている場合が多いものです。

公務員でも、高校卒と大学卒では、受けられる採用試験は違うのが普通です。それでは、医療事務の仕事の場合ではどうでしょうか。

結論から言うと、医療事務の資格に学歴の制限はありません。中卒でも何ら問題はありません。

必要なのは、医療事務の仕事を遂行する適性や能力であって、学歴ではありません。実力が全てだと言ってもいいでしょう。

更に付け加えるならば、医療事務の仕事には資格すら必要ないのです。驚きますよね。

それではなぜ、医療事務の仕事を志望する皆さんは、必要でもない資格取得を目指すのでしょうか。

医師や看護師が仕事をするためには、「免許」と呼ばれる資格が必要です。しかし、医療事務の資格は免許ではありません。

医療事務の資格は、どちらかと言えば「検定試験」に近いと言えます。

この人に、医療事務の仕事が遂行出来るだけの実力が身についているかを確認する検定試験、それが医療事務の資格ということです。

たとえば、検定試験として馴染み深い英語検定を例に考えてみましょう。英語自体は単なる言葉なので、話すのに資格はいりません。

しかし、英語を使う仕事の現場で人を雇うとすれば、その人の英語力が挨拶ができる程度なのか、

日常会話ができる程度なのか、専門用語を交えた議論や商談ができる程度なのか、その実力を把握しなければなりません。

その実力を客観的に把握ししたり証明したりするのに用いられるのが英語検定です。「英検3級なら簡単な日常会話くらいかな」といった具合ですね。

医療事務職員を病院が採用する場合、通常最も重視されるのは、経験だといわれています。

それは、一定程度の経験があれば、相当程度の実力を保有していると判断することができるためです。

しかし、誰しも最初から経験者ではありませんよね。そんな時に、経験以外の尺度で、客観的に実力を判断するためにあるのが、医療事務の資格なのです。

医療事務の試験には、学歴のような受験資格の制限はありません。専門学校や短大、通信講座の医療事務コースで受験勉強し、資格試験に臨むのが一般的です。

いずれにせよ、学歴不要でチャンスは平等、実力が全て、挑戦のし甲斐のある資格であると言えます。

あなたも憧れの仕事を目指して、がんばってみませんか。

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