育毛剤が効かないのはどうして?髪の毛を生やす「発毛剤」との違い

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育毛剤が効かないのはどうして?

基本的に育毛剤は長く継続して使っていくものです。

そのため、前回お話ししたように数日?数週間で使うことをやめてしまうと育毛剤の効果が十分に発揮されなくなってしまいます。

継続して使っていくことで育毛剤の効果を実感できるようになりますので、まずは1ヶ月、3ヶ月、そして半年といったように目標を決めて育毛剤を使い続けてみましょう。

しかし、場合によっては継続して使っても一向に育毛効果が現れないこともあります。

理由としてはまず育毛剤の成分が皆さんの頭皮の悩みに合っていないこと、育毛剤と皆さんの頭皮の相性が悪いこと、

育毛剤自体にそれほど高い効果がないことなどが挙げられますが、最も問題のあるケースは「育毛ではなく発毛を必要としている場合」です。

薄毛や抜け毛の症状が見られるだけではなく、既に脱毛症状が現れていて、現在も脱毛状態が進行中であるという皆さんはいませんか?

もし脱毛症状が現れていたり、脱毛状態が進行中であったりする場合には、育毛剤ではなく発毛効果のある「発毛剤」を使うべき頭皮状態であることが考えられます。

治療を必要とする場合は発毛剤が効果的

育毛剤には「髪の毛を育てる」という効果はありますが、発毛剤のように「髪の毛を生やす」効果はありません。

そのため、脱毛症状が進んでしまっている頭皮に育毛剤を使っても効果を実感できず、育毛剤の効果がないという認識になってしまうのです。

同じ育毛剤でも薄毛や抜け毛の症状が現れ始めた場合に使えば、徐々に髪の毛は太く抜けやすくなり、

頭皮からの栄養も行き渡るようになるため、結果として薄毛や抜け毛を改善させることが可能です。

つまり、育毛剤は現在生えている髪の毛に対しては効果を発揮してくれますが、

既に髪の毛が抜け落ちた部分や髪の毛がなかなか生えてこない部分に使っても十分な効果は得られない、というわけです。

例として「男性型脱毛症(AGA)」を挙げてみましょう。

男性型脱毛症の改善には、市販の育毛剤に含まれている成分ではなく発毛剤の成分が必要とされています。

どれだけ育毛剤を使っても、発毛効果がないことから頭皮状態は一向に改善されません。

しかし、発毛効果のある発毛剤を使うことによって脱毛症の症状を治療していくことができるようになります。

育毛の場合は症状の「改善・緩和」を目的としていますが、発毛の場合は目的が「治療」です。

男性型脱毛症は病気の一つと考えられているため、発毛剤は治療の一貫として使われるのです。

男性型脱毛症である恐れが考えられる皆さんは、まずは早めに専門の病院で脱毛症の症状について相談してみましょう。

効果が実感できない場合は育毛剤の値段にも注目を

このように育毛と発毛には大きな違いがあります。

発毛を必要としている脱毛症には、効果が高い育毛剤も効かないので、育毛剤ではなく発毛剤でケアを始めていくことがまず大切です。

病院での発毛治療については他の記事でも詳しく紹介していますから、そちらも参考の上で発毛ケアを始めてみると良いでしょう。

ただし、育毛剤自体が非常に安価なものであることが要因となって育毛効果が実感できない、

ということもありますので、使用する育毛剤の値段についても改めて考え直しておいた方が良いかもしれませんね。

男性用のものも女性用のものも、育毛剤は基本的には高額なものとなります。

配合されている成分によってはより高額になることもあるため、次回は市販される育毛剤の値段について見ておくことにしましょう。

初めて育毛剤を購入する皆さんにとっては大きな問題でもありますから、皆さんの金銭面とよく相談しながら育毛剤を選ぶようにしてくださいね。

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