白髪染めの種類

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白髪染めの種類には4種類あります。

それぞれの特徴・メリット・デメリットをご紹介しましょう。

ヘアカラーの特徴とメリット・デメリット

ヘアカラーやヘアダイは、強力な染毛力を持つ酸化染毛剤で白髪を染めるものです。

1剤と2剤に分かれ、1剤には酸化染料とアルカリ剤、2剤には酸化剤が含まれ、それぞれの働きをしています。

白髪が染まるまでの簡単な過程をご説明しますと、アルカリ剤が髪の表面のキューティクルを開き、髪のメラニン色素を脱色させます。

その髪の内部に化学染料をしっかり浸透させることによって、一度でしっかりと白髪を染めることがヘアカラーのメリットです。

ヘアカラーのデメリット

一度で染められる分、髪や頭皮への負担が大きく、使い続けると髪の痛みやパサつきを感じることもあります。

また白髪染めに含まれるパラフェニレンジアミンなどの化学成分が、アレルギー症状を引き起こす場合もあります。

症状としては、かぶれや湿疹、腫れ、赤みなどが一般的ですが、人によっては命にかかわるような、

強いアナフィラキシーショックを起こす可能性がありますので、使用前には必ずパッチテストを行うことが重要です。

また、これらの化学成分は一部で発がん性や環境ホルモン作用が疑われ、長年使い続けていると皮膚から吸収され毒性を発揮するとの指摘もありますので、注意が必要です。

ヘアマニキュアの特徴とメリット・デメリット

ヘアマニキュアは酸性染料と呼ばれる染毛剤で、髪の表面を一時的に染める白髪染めのことです。

髪のキューティクルを開いて内部を染めるヘアカラーとは違い、髪の表面に色をつけるだけなのでヘアカラーほど髪や頭皮が傷まず、

染料のコーティング作用によって、髪にツヤや光沢が出るというメリットがあります。

ヘアマニキュアのデメリット

ヘアマニキュアは、ヘアカラーに比べると発色性に劣ります。

特に暗めの色のマニキュアですと、発色しているのがわからず、少々ツヤが出たぐらいにしか効果が感じられません

色持ちもあまりよくなく、シャンプーするたびにどんどん色落ちし、1ケ月もするとほとんど色が落ちてしまいます。

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ヘナ染めの特徴とメリット・デメリット

ヘナとはインドやネパールなどに自生している植物で、その葉から抽出される色素で白髪を染めていきます。

ヘナは、100%植物性で頭皮に優しく、自然な色合いに染められることから人気があります。髪や頭皮に刺激がないので、頻繁に染め直しても大丈夫です。

またヘナには、髪を保護しツヤやコシを復活させる効果もありますので、紫外線や空気の汚れから髪を守ることもでき、髪の痛みが気なる方には最適な商品です。

ヘナのデメリット

髪や頭皮に優しいヘナですが、何点かデメリットもあります。

1.染まるのに時間がかかる

ヘナは長時間放置した方がよく染まるので、最低でも2時間以上は放置しておかなければなりません。

2.色落ちしやすい

ヘナは髪の表面だけを染めるものなので、染毛力が弱く色落ちしやすいです。しっかりシャンプーで洗い流しておかないと、洋服や寝具が汚れてしまいます。

色落ちは1週間くらい続きますので、枕カバーにタオルを敷くなどして、色落ちをカバーして下さい。

3.皮膚や爪につくと落ちにくい

ヘナは基本的に肌についても石鹸で洗い流すことができますが、爪に入り込むとなかなか落ちません。

なるべく皮膚に付着しないように、染める時は手袋を着用した方がよいでしょう。

4.ニオイがきつい

ヘナには野草のような独特の匂いがあります。気にならない方もいますが、3日間くらいは匂いがとれません。

5、化学成分が混じっているヘナに要注意!

ヘナを使用する時に注意しなければならないのは、化学成分が混じっているものを選ばないという点です。

「天然素材100%」と表記してあっても、実際には化学成分入りが出回っています。

正真正銘の「天然素材100%」のヘナを見分ける1つの目安は、表示されている配合成分です。

ヘナ以外に化学染料、着色料、保存料が配合されていないか?チェックしてみて下さい。

「ジアミン」という化学染料が含まれている場合は、「ケミカルヘナ」と呼ばれています。

白髪ぼかしの特徴とメリット・デメリット

白髪ぼかしとは、言葉の通り白髪をぼかすことで目立たなくさせる白髪染めです。

「グレー色」に染める方法で、白髪の色が残りますから違和感無く自然な感じに染まります。

白髪ぼかしは何度か繰り返すことで徐々に染まっていくのも特徴で、色の濃度を微調整できます。

一般的な白髪染めは、一気に黒髪に染まるので、『白髪染めを使用した』と周囲に気づかれやすいという欠点がありました。

白髪ぼかしは、周囲に気づかれずに白髪を目立たなくしたいという方のにはぴったりの商品です。

またヘアカラーよりも染料の量が少なくて済むので、髪や頭皮に対するダメージが少なく、抜け毛や薄毛が気になる方にもおすすめです。

白髪ぼかしのデメリット

白髪ぼかしは、染料の調節が難しいので、素人が行うのは難しいと言われています。

白髪ぼかしをされる場合は、理容店や美容院でされると綺麗な仕上がりになります。

目安として2ヶ月に1回程度のケアが必要になります。

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