クライアント会社にデスクとパソコンを用意してもらい、大物の年史編集作業を始めてもう何日にもなりました。
依頼先の会社へも出かけたりしますから、フリーのときのように普段着ではなくワイシャツにネクタイ、背広はやや窮屈な感じです。
それでもコンビを組んでいる40歳代の女性編集者のGさんは優秀で、細かい点に気がつくので助かります。
会社には営業、制作、編集の3部門で30人ほどの社員がいますが、男性が約7割でしょうか。
そして、タバコを吸っているのは男性で5人ほど居るようです。勿論事務所のなかは禁煙です。から私は禁煙していて良かったと思います。
もし以前のようにタバコを吸っていたら地下の喫煙室まで行かなければなりませんから、他の社員から白い目で見られたことでしょう。
そして、このGさんはとても嗅覚が強いようですから、仕事の途中でタバコを吸う営業担当の男性社員が打ち合わせなどで来ると「タバコ臭いから今は駄目です」と強く出ます。
もし隣のデスクにいる私が禁煙していなかったら大変なことになったでしょう。昼の食事時にはGさんは私にお手製のおかずをくれたりもします。
まあ、これは禁煙には関係ないことですがそれが美味しいのは禁煙のお陰だと思います。
いずれにしても禁煙4ヶ月目の昨日はもうすっかりタバコのことは考えることがなくなっています。
それよりも考えているのは仕事のことと明日のGさんが用意してくれる昼食のおかずです。私の好みに合ったおかずが楽しみになっているのも禁煙したからでしょう。
禁煙日記 5ヶ月目
昨日の金曜日には仕事先の会社から帰宅の途中で偶然学友のK君と電車内で出会いました。
やあ、しばらく」と二人で最寄の駅で途中下車して駅前の居酒屋で一杯やりました。当然K君の関心の的は私の禁煙でした。
どうも学友たちは何かの折にお互いに連絡をしあう時必ず私の禁煙が続いているか挫折しているかが話題になるのだそうです。
私は禁煙日記のことや壁に貼ってある禁煙!気合!の紙のこと、7日目から8日目あたりの辛かったこと、声に出して禁煙!気合!と自分に言い聞かせたこと、
さらには今は会社勤めの身で禁煙していて良かったことなど、一部始終をかいつまんでK君に話しましたが、K君はあっけにとられたようでした。
どうもみんなは絶対に私の禁煙は成功しないと思っているようです。
それと私が勤めに出たしてからはY君をはじめ誰とも連絡をしていないのもマイナスファクターのようです。
つまり私が禁煙に負けてタバコを吸っているから電話連絡が出来ないのだと思っていたようです。
私はもう最近ではタバコのことは一切頭にないし、吸いたいとも思わないと強調しましたが、K君はまだ疑いの目です。
そして約束の1年はまだ先のことだから何が起きるか分からないよと言いましたが、私は何もおきないよと反論して大笑いになりました。
禁煙5ヶ月目はK君と飲めて楽しい1日でした。
さあ、これからやっと半年になる禁煙6ヶ月目ですから帰宅してから、また禁煙!気合!を三回唱てから寝ましたが、本当に何がこの先起こるかは分かりません。