僕は公共の場ではきちんとマナーを守るし、きちんと限られたスペースで喫煙するし、ルールをちゃんと守れる喫煙家だと自負していました。
でも今までの僕の煙草に関するイメージを覆すような出来事に、偶然遭遇してしまったんです。
その日は上司にしこたま怒られて、僕一人で直ぐにクライアントのところに謝りに行く事になりました。
上司のあまりにも非情な責任のなすり付けで、憤慨していた僕は会社のロビーを出ると直ぐに煙草に火をつけました。
マナーのある僕は、いつもポケットにはこんな時の為にちゃんと携帯灰皿入れも持ってますし・・・。
ふ~っと深いため息を付いて右手を下に下ろした瞬間、下から「熱い!」と言う叫び声がしたんです!
傍に3、4歳の女の子とお母さんが居ました。女の子の額がちょっと赤くなっているようでした。
原因は僕の煙草による火傷に間違いありません。
僕は慌てて煙草の火を消して一生懸命謝りましたが、母親は「だから煙草吸う人大っ嫌いなのよ!」と吐き捨て足早に去っていきました。
とても驚いて、その日以来僕は改心して煙草はきっぱり止めました。
禁煙グッズを通販で購入して禁煙したのですが、もともとそんなに本数吸う方では無かったので2週間で完全に煙草と縁が切れたんです。
何よりも小さな女の子を傷つけてしまった煙草と僕が許せませんでしたから。自分にも他人にも何も良い事は無い。
煙草は社会悪である、今ではそんな風に思っています。
禁煙体験談 福島県 女性 22歳
昔ちょっとグレていた事があって、中学生の頃から煙草を吸うようになりました。
今では成人したので親や先生など周囲の人に隠れて吸う必要なんかありませんが、この間、友達から煙草は、
年齢が低い時に吸い始めた人の方がいろいろな病気になる確率が高いと言う話を聞いて、ちょっと心配になっていました。
その友達に今から煙草を止めても取り返しが付くかどうか聞いてみると、ずっと煙草を吸い続けるよりは止めた方が絶対身体に良いと強く禁煙を勧められました。
それに今、職場で気になっている男性がいるのですが、休み時間にも自分のデスクでパソコンをしたり読書していたりするような、
真面目なタイプで、絶対煙草を吸う女なんて好きになってくれないんじゃないかと思っていたんです。
職場では煙草を吸ったりしていないんですが、彼ともしお付き合いするようになって一日中一緒に居るようになったら、隠し通すなんて無理です。
彼の為だったら煙草なんて止められる!
そして健康になる!早速禁煙グッズを購入して試し始めました。誰にも分からない様に、経口薬の禁煙グッズをチョイスしました。
経口薬は飲むだけの手軽さで、はじめのうちはやっぱり家に帰ってくるとちょっとイライラする事もありましたが、そんな時は彼の事を考えて我慢しました。
そのうち1日ニ、三本しか煙草を吸わなくて良くなり、また直ぐ気が付くと一本も吸わないでいられる様になりました。
やっぱり、禁煙グッズも良かったけど、恋愛の力で禁煙出来たんじゃないかな~って思ってます☆