自分がデイトレーダーです、と名乗るかどうかは別として、日計り商いをするトレーダーはすべてデイトレーダーというくくりに入ります。
ですから、その日のうちに決済するトレードスタイルでトレードを行っている人は、会社員であっても、専業トレーダーであってもデイトレーダーということになります。
ところで、専業としてのデイトレーダーと、会社員などが副業として行うデイトレーダー、どちらかが勝ち残りやすいと思います?
実は以外に、ほかに職業のある人のほうが強いのです。長く専業を続ける人の中には、デイトレードを長く続けることが苦痛になることもあります。
専業のデイトレーダーとして3年続けばましなほうだとも言われています。
一日中、相場に参加できる環境に憧れている人も多いとは思いますが、ではなぜ、副業であるほうが勝ち残りやすいのか、その理由は明白です。
デイトレードで食べていく必要がある場合と、サラリーで食べていける人では、トレード毎のストレスがまったく違うのです。
もしもあなたが、給与所得者であれば、それは専業トレーダーより有利な精神状態でトレードできるわけですから、むしろ喜ぶべきことです。
実際に、副業としてトレードしていた時には順調だったのに、専業となったとたん勝てなくなってしまう人もいます。
もしもあなたが、専業で、しかもデイトレーダーとして生活していきたいと考えるのであれば、相当な覚悟か、強固な精神力が必要だということになります。
もしも、会社に行くのがつらくて、デイトレーダーで食べていきたいと考えているのであれば、そんな負け組思考ではデイトレーダーとしてやっていくのは厳しいはずです。
むしろ、会社員よりもデイトレードの方が簡単に儲かるからといえるくらいになってからでないと会社は辞めるべきではないと、私個人の考えでは思います。
デイトレーダーに必要なのは、動じない精神力です。いつか専業を望む人も、副業として続ける人も、これは忘れないで下さい。
FXのデイトレ向き口座
デイトレードは、それほど大きな利益は狙いません。
スキャルピングともなると、もっと小さな利益をコツコツと狙うことになりますが、どちらにしても取引き回数が増えることは間違いありません。
そして取引き回数が増えるに従って増えるのが、取引きコストです。利益が小さい分、取引コストの割合はどうしても大きくなってきます。
ですから、デイトレードを行う場合にはコストが少なくて済む業者が選ばれるようになってきます。
取引手数料は無料の業者が多いので、よく比較されるのはスプレッドです。このスプレッドが狭ければ狭いほど、理論的には利益率が上がります。
ですがこのスプレッドというコスト、業者が公表している基準スプレッドだけでは実際にはわからないのが現状です。
なぜなら、ポジション数が多くなると、スリップページや約定拒否が増える業者もあるからです。
小口で取引きする場合、例えば一回の取り引きを5万通貨程度、あるいはそれ以下での取引きを考えている場合には、外為ジャパン、みんなのFX、などがおすすめの口座です。
どの口座もスプレッドが狭く、基本的にはスプレッド固定型になっています。小口での注文であれば、約定能力にも問題はありません。
取引数量が少ない場合には、素直に業者のスペックで選択しても問題はないでしょう。
ただし、どちらの口座も大口注文には向いていませんので、その場合にはまた別の選択をおすすめします。
10万通貨程度であれば、スプレッドよりも約定率を重視しなければいけません。この場合のおすすめは、ひまわり証券とマネーパートナーズになります。