FX取り扱い業者が不正を行ったうえに倒産した。投資を行なった方々が心から落胆した事件が相次いで起こったことは残念です。
ただし、転んでもタダで起き上がってはいけません。
そのような悪徳業者に安心して投資資金を預けるわけには行かないのであれば、やることは自身が投資資金を任せられる業者を探し出すことです。
今回はFXを行う上で最も重要なFX業者を比較し、どの様な業者であれば一般的に信用がおけるかを紹介します。
まず第一に、これは至極当然のことですが、財務局などに業者が金融商品取引業の登録を行なっているかを確認してください。
この登録は義務付けられていて、これに登録されていない業者がFXを取り扱うことはできません。
そして第二に、万が一何かのきっかけでFX業者が倒産してしまった場合に、投資資金がきちんと返還されるのかを確認してください。
FX業者が信託分別管理といって、会社の資産とあなたの投資資金を別々に管理している場合は、
例えFX業者が倒産してしまっても会社の資産とは別に管理されているため、その時に投資していた資金は返還されます。
第三に、FX業者の財務状況は健全であるかどうかと言った点です。
金融商品取引法により法律で定められた自己資本規制比率の基準に満たない業者を選ぶ理由などありません。
自己資本規制比率は、FX業者が何かしらトラブルに巻き込まれても安全に素早くあなたの投資資金を守れるかどうかをはかるための基準です。
この金融商品取引法に則りFX業者が運営されているかどうかも重要なポイントになります。
以上が最低限FXを行う上で投資家であるあなたが安心できる理由になります。
それ以上となると、各FX業者のサービスの違い、企業としての社会的信用性が高いかなどです。
特に社会的信用性は企業のモラルに直結するため、不正などで損をしないためにはある程度見極めることも重要です。
最後に、何よりも上記の事柄を自身の目で全てを確認して納得した上でFX業者を選んでください。
風評や噂のみで判断してしまうと、意味もなく損をしてしまった時には後悔しか残らないでしょう。
あなたが投資家として真にその力を発揮するためには、協力者となるFX業者が、正しく清らかに運営を行なってくれることが必須条件なのです。