どっちが美味しい?ズワイガニと紅ズワイガニの味の違い

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ズワイガニには様々な種類があることについては【ズワイガニの基礎知識、ズワイガニの種類とそれぞれの特徴】でも掲載していますが、ここではその中で紹介した「紅ズワイガニ」について、さらに詳しく見ていきたいと思います。

私たちが普段食べているズワイガニは「本ズワイガニ」というズワイガニで、一般的にズワイガニというと本ズワイガニと認識されています。

なので、ズワイガニと表記しても良いのですが、今回は主に紅ズワイガニとの比較をしていくので、わかりやすく本ズワイガニという名称で説明していきたいと思います。

それでは、本ズワイガニと紅ズワイガニの違いについて見ていきましょう。

よくある質問として「本ズワイガニと紅ズワイガニはどっちが美味しいの?」という質問があります。

本ズワイガニは日本で最も多く獲れるズワイガニで、ズワイガニの代表格とも言えるズワイガニです。

また味も甘みが強いことが特徴で、身もやわらかくしっかり詰まっているため、数多くあるカニの種類の中でも非常に美味しいカニとしても有名です。

本ズワイガニは「越前ガニ」や「松葉ガニ」といった様々なブランド名でも売られていることもあり、ズワイガニとしての魅力も認知度も高いズワイガニとなっています。

その本ズワイガニに対し、紅ズワイガニは味の面で非常に劣っていることがまず一つ目の特徴として挙げられます。

本ズワイガニは甘みが強く、身がやわらかいことが特徴となっていますが、紅ズワイガニは甘みも弱く身がかたいので、本ズワイガニとはまるで正反対の味の違いがあります。

さらに本ズワイガニと比べると小型のカニであることも大きな違いで、身がギュッと詰まっているものはほとんどないため、ズワイガニとしての食べごたえも本ズワイガニには劣ります。

紅ズワイガニは主に日本やロシア、北朝鮮などで獲れるカニなのですが、日本で獲れる紅ズワイガニは、やっぱり本ズワイガニなど、

ほかのズワイガニと比べてしまうと勝る面が無いに等しいため、美味しいズワイガニを食べたい場合は紅ズワイガニよりも本ズワイガニをおすすめします。

しかし、紅ズワイガニにも例外があることについては、ここでよく覚えておいていただきたいと思います。

ほとんどの紅ズワイガニは身がしっかり詰まっていないので、食べごたえのないカニとなってしまっているのですが、稀に身がギュッと詰まった紅ズワイガニが獲れることがあります。

身がしっかり詰まっている紅ズワイガニはそう多く見られるものではないので、食べたことがないという方々がほとんどかと思います。

でも実際に身の詰まった紅ズワイガニを食べた人の感想では、本ズワイガニよりも美味しく感じたという人もいらっしゃるので、「美味しくない」というイメージが強い紅ズワイガニを侮ってはいけません。

ただ、身がしっかり詰まっている紅ズワイガニに出会うことは本当に珍しいことなので、運が良くなければ本ズワイガニよりも美味しい紅ズワイガニにはめぐり会えないでしょう。

そして美味しい紅ズワイガニは、どんなズワイガニよりも非常に貴重なズワイガニということにもなりますね。

なので、もしこれからズワイガニを食べる機会があった場合には、美味しい紅ズワイガニにめぐり会う確率は低いとしても、本ズワイガニではなく紅ズワイガニを選んでみるという手もあります。

本ズワイガニはもう食べ慣れてしまっているという人、紅ズワイガニを食べたことがない人、美味しい紅ズワイガニにめぐり会える自信があるという人など、

紅ズワイガニに興味が湧いた方々はぜひ一度、紅ズワイガニを試してみてはいかがでしょうか?

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