ズワイガニに寄生している寄生虫の種類と特徴

スポンサーリンク

ズワイガニには、様々な寄生虫が付着していることを知っていましたか?「寄生虫がいるなんて気持ちが悪い…」と思われる方々も多いかと思いますが、

すべての寄生虫がズワイガニやズワイガニを食べる私たちに影響を及ぼすものではありませんので、その点は安心してください。

しかし、ズワイガニには多くの寄生虫が付着していることは事実ですので、ここではズワイガニに付着している寄生虫の種類とその特徴、

そしてズワイガニに寄生虫が付着していたときの対処法などについて詳しく紹介していくことにしましょう。

では早速、ズワイガニに付着している寄生虫の種類と特徴について見ていきます。主にズワイガニに付着している確率が高い寄生虫としては「カニビル」の卵が挙げられます。

カニビルという名称はあまり聞いたことがないかもしれませんが、ヒルの一種でズワイガニが獲れる海に生息している寄生虫になります。

ズワイガニの甲羅にはよく黒い粒が付着していることがありますよね。それがカニビルの卵です。

きっと「この黒い粒はなんだろう?」と不思議に思っていた方々も多いと思います。

黒い粒は主に甲羅にたくさん付着していることが特徴として見られていますが、これはカニビルの卵なので決してズワイガニの状態が悪いわけではありません。

むしろカニビルの卵がたくさん付着しているズワイガニこそ、身がしっかり詰まっていて美味しいズワイガニと言われていますので、

黒い粒がたくさん付着しているズワイガニに出会ったら運が良かったと思ってOKです。

カニビルの卵については【甲羅に黒い粒が…ズワイガニに付着している黒い粒の正体】でも詳しく掲載していますので、そちらもぜひご覧になってみてくださいね。

ズワイガニに付着している寄生虫は、主にこのカニビルとなりますが、そのほかにも寄生虫が付着していることがあります。

ここからは、カニビル以外の寄生虫について見ていきましょう。

ズワイガニはカニビル以外の寄生虫が生息することはあまり見られませんが、もくずガニや沢ガニなどには、

「ウェステルマン肺吸虫」や「肺臓ジストマ(肺吸虫)」などの寄生虫が付着していることがほとんどです。

肺吸虫が体内に入ると、肺気腫や気胸などの症状を引き起こす非常に危険な寄生虫です。ズワイガニに寄生することは無いに等しいのですが、

ズワイガニに以外のカニを食べる場合には寄生虫をしっかり対処してから食べるようにしてください。

しかし、このような寄生虫がズワイガニに付着していることも稀に考えられますので、ズワイガニを食べる前には対処をしておくことをおすすめします。

前もって寄生虫を対処することで安全にズワイガニを食べることができますので、対処法をよく覚えておきましょう。

ズワイガニに寄生虫が付着していた場合の対処法としては、加熱処理が最も手っ取り早く、そのままズワイガニを調理できてしまうのでおすすめです。

ズワイガニをゆでる、焼く、煮る、蒸す、といったように、加熱処理をすれば寄生虫は死滅しますので、ズワイガニを調理するときには必ず加熱処理を行うようにしましょう。

ただし、これは生のズワイガニの場合になります。すでにゆでてあるズワイガニの場合は加熱処理が済んでいますので、そのままズワイガニを料理してしまって構いません。

寄生虫が付着していることを心配する方々もいらっしゃいますが、こうして加熱処理をすれば安全にズワイガニを食べることができますので、安心してズワイガニを料理してくださいね。

スポンサーリンク

よろしければシェアお願いします