顔ダニとは

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顔ダニには毛根に住む大きめのダニと、皮脂腺に住む小さめのダニがいます。

顔ダニは人間の寝ている間(夜行性)に毛穴の表面に排泄しに現れ、また毛穴の奥底に戻っていきます。

問題点はここで、戻るときに、毛穴表面のメイク汚れなどをダニの足部分につけていくので これが、ニキビなどの皮膚トラブルの原因となるようです。

顔ダニは全身にいますが、とくに皮脂が過剰な顔には多く住んでいます。 顔ダニは悪さするだけでなく、大切な役割を持っています。

通常は毛穴の奥深いところに潜み、脂肪性の分泌物などを食べ、処理する働きをしてくれます。

顔ダニを排除しようとしても、すべて排除するのはかなり困難ですし、上記で述べたように脂肪分の処理がなされなくなり別の肌トラブルになってしまうこともあります。

顔ダニは赤ちゃんの頃には全くないと言われていますが、家族が頬ずりなどをして接触するうちにどんどん増えていくそうです。

顔ダニをあまり増やさないでうまく共存させれば肌のバランスもうまく保てるのではないかと思います。

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顔ダニの大きさ

顔ダニの大きさは体長0.1~0.4㍉とかなり小さくて肉眼で見ることは不可能ですが顕微鏡などで約40倍くらいに拡大して見ることは可能です。

顔ダニは小さいといってもその姿形は細長くて足が8本ある虫です。足の動きなどは顕微鏡300倍位にすると確認することができます。

顔ダニの大きさはかなり小さくても、顔全体で200万匹も潜んでいるというから驚きです。

顔ダニの生育は、ねずみ算式に増えると言われていて、卵から成虫になるまで約1週間程です。 寿命は約3ヶ月、3回程の脱皮が繰り返されます。

また、皮脂腺に住み着く ダニは長く、毛根に住み着くダニは小さめなど、 ダニの住み着く場所によっても大きさや形は違うようです。

顔ダニの大きさはかなり小さいものですが、皮脂が過剰だったり、汚れているなどの肌環境な悪さで、顔ダニが悪さをしてしまうのは事実です。

完全なる駆除をしてしまうとダニが過剰皮脂を処理してくれるなどのメリットがなくなるので、顔ダニを過剰に増やさないお手入れや対策が必要となります。

顔ダニは、なかなか厄介なイメージですが、上手に付き合うことで肌のバランスは保てそうです。

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