多汗症とは

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多汗症というのは私自身きちんと調べるまでは「ただの汗っかき」程度、人より汗かきの人を多汗症というものだと思っていました。

これは完全な認識違いで多汗症は精神的原因など様々な原因に起因して、2つある汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)のうちエクリン腺から汗が大量に分泌される体質、症状、病気のことを言います。

ストレス等により交感神経が失調し、体の体温上昇とは関係なく汗が多量に出る場合や病気、更年期障害、食事など色々な原因によって引き起こされます。

1996年4月からは多汗症治療が健康保険適用になりましたが、局所性多汗症の病態や責任部位は未だに解明されておらず、疫学調査や病態解析、治療指針の確立を目的として、

原発性局所多汗症が2008年(平成20年)に厚生労働省による難治性疾患克服研究事業の研究奨励分野に指定されて現在も多汗症に関しての研究が進んでいるようです。

多汗症の方は大量の汗によって様々な苦痛を受け、勉強や仕事、対人関係において悪影響、支障をきたす場合が多いと言われています。

私自身も食事の時や極度の緊張の時など大量の汗、においに悩まされましたが、まわりの方の理解のお陰と多汗症の原因を突き詰め、

きちんと治療したおかげで以前よりはだいぶ症状も改善され、日常生活においても影響は少なくなって来ました。

しかし、まだまだ多汗症自体が社会的に認知されているとはいえず、また本人自身が病気と認識していな場合や他人に理解されず、

不当な扱いを受けたりなどが原因でうつ病になってしまったりと社会的に苦痛を受けている方はまだまだ多いと思われます。

本人はかなり悩んでいる場合でも他人からしてみたらただの汗っかき程度にしか思われず、この認識のズレが多汗症に関しての問題をより難しくしているのではと思います。

多汗症は人それぞれ原因が違います。自分自身でしっかりと原因を突き詰め適切な治療を行うよう心がけましょう。

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多汗症/精神的・ストレスが原因

 

多汗症の原因として最も考えられることがストレスや精神的なものからくる場合です。

緊張しやすいタイプの方や性格的に神経質な方の場合特に内側にストレスとしてためてしまい、交感神経がより敏感になってしまい大量の発汗につながってしまうようです。

交感神経は副交感神経と上手くバランスを取りながら日々体を正常に機能させているのですが、様々なストレスなどが原因で副交感神経とのバランスが崩れてしまうようです。

多汗症は自立神経失調症の症状としても認められていて、性格的にストレスを受けやすい方やストレスを感じやすい方などは自立神経失調症の心配もあります。

しっかりとした治療を受けて自律神経を改善させることで多汗症も解消される場合があります。

精神的・ストレスが原因の多汗症では?と感じている方は、まず、日々リラックスしストレスと上手に付き合うことで多汗症も改善していきます。

自分なりの心身リラックス法を見つけることが多汗症改善の近道かもしれません。

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