別れた原因
大切な人を失う前、その人とどのような生活をしていたのでしょうか。悪い出来事も沢山あったはずです。
縁りを戻せば、また同じ様な場面がでてくることでしょう。その時、再度不快感になることはありませんか。
もちろん、人ですから、喜怒哀楽は存在します。ですが、人間の間柄とはそんなに安易なものではありません。
簡単に分かれたり、くっついたりと気持ちがコロコロと変化するものでも無いでしょう。再度、その状況が訪れた時に対応が可能であるかどうかが問題です。
要するに、別れた原因です。
また、その原因の場面が何度も襲ってきても、もう平気であるという決心（根拠を持った）がついているのか、
それとも漠然と、別れた人が愛おしく懐かしいだけであるのかも心の中で確認してみましょう。
自ずと答えが見つかります。人対人は簡単ではありません。絆が深ければ深い程、失う機会も少なければ、縁りを戻すということもまた安易な心では不可能です。
自分と相手の心の中に残ってしまった（おきてしまった）過去を消し去ることは、お互いが今のままの同じ状態では無理ということになるのです。
その元となる原因を受け入れなければ、大切な人を取り戻すことはできません。誰しも同じ過ちは繰り返したくないのです。
うやむやにすること、現実を恐れて逃げてしまうような、気持と行動が伴わないままの不安定な心では復縁は困難と言えるでしょう。
別れた原因を先ずは受け入れて見つめ直してみることです。
原因と別れ方
現実を受け入れた時に、どのような原因でどのような別れ方をしたのでしょうか。お互いどちらが悪いなどということの問題ではありません。
「わたしが悪かった、あなたがいけなかった。」などという言葉を発することは復縁する時です。
別れるまでに至るには様々な出来事があったはずです。人はある程度相手に合わせることができます。
それであるにも拘わらず別れてしまった、ということの過程の中ではお互い二人のみにしか解る事のできないモヤモヤとした解明したくない修羅場も潜ってきたことでしょう。
同じ事で何度も何度も喧嘩をして言い争ってきたのか、それともお互いの気持の方向性が変わってきたのか、
だんだんと解れるに至った経緯を思い出してみると、「何が原因で、どのように別れたのか。」が明確になってくるはずです。
要するに、よりを戻すことを想定した時にやり直しが効く（許せる）範囲内での別れ方であったかどうかということが先ず考えられます。
例えば、相手に対して、致命的な事などを暴言してしまった、取り返しの付かない事をしてしまった、
などの程度問題によっても復縁というものへの考え方が異なってくるのではないでしょうか。
もちろん、程度が大きかったからと言って復縁できない、ということはありません。深い二人ほど許し合えることでしょう。
ただし、その程度によっての復縁のタイミングというものは考えなければいけません。というのも、相手の心も大切に思うためです。