一日中足を覆っている靴の素材は足の汗の発生、足の匂いの原因の雑菌の発生に大きく影響します。
足の匂いの元は雑菌によるものです。その雑菌の発生を抑えられるような素材の靴を選べばいいわけです。つまりポイントとなるのは「通気性」です。
男性、女性問わず一番靴を履いている時間が長いのがおそらく仕事中でしょう。その時に履く靴が重要になってくるわけです。
一番理想的な素材は「天然皮革」です。人工のものと比べても天然の革はかなり通気性がよく足の汗の発生が抑えられるでしょう。
毎日お風呂に入って体を洗う人はいても、靴を定期的にしっかり洗ってメンテナンスをしている人はあまりいないのではないでしょうか?
足の匂いを抑えれるという観点からいうと靴のお手入れはとても重要です。夏などの気温が高い時期では最低でも週に1度は靴を洗って干してあげましょう。
そうすることによって靴の中の雑菌の発生を抑えられ足の匂いをなんとかしたいという願望を叶える事につながります。
スニーカーなどはメッシュ地のものを選ぶといいでしょう。また女性用のパンプスにもメッシュ地のものが販売されています。
靴のお手入れのポイントの一つは靴を休ませるということです。毎日同じ靴で仕事に出勤という方は結構いると思いますがこれでは靴が休む暇がありません。
1日交替で靴を使用するだけで靴を休ませている間に靴の中にたまった湿気が乾燥して足の匂いの発生をだいぶ抑制してくれることになります。
足の匂いが気になっている方は靴の素材に少し意識を向けてあげてください。
そして毎日同じ靴を使っている方は、できればもう1足用意して交替で使用してみてください。足の匂いはそれだけでだいぶ抑えられます。
ブーツは足の臭いの天敵
ブーツを履いていたら足の臭いがひどくなったという人は多いのではないでしょうか。
脱いだブーツを臭い測定器で測ったらとんでもない数値が出た、という状況をテレビで見たことがあります。それほどまでにブーツは足の臭いの天敵なのです。
そんな臭いの原因は汗と雑菌です。そもそも足の裏は体中で一番汗をかく場所です。
1日にコップ1杯の汗をブーツの中に放出して、湿度100%の状態でずっと蒸らしているのですから、雑菌にとっては繁殖するのに絶好の住処ですよね。
ブーツの中にインソールを入れたり、脱いだあとにブーツの中に脱臭剤を入れたりして対応している人も多いと思いますが、一度、雑菌が繁殖してしまうと、臭いを完全に消すのは至難の業です。
原因となる雑菌が喜ぶ状況を極力作らないようにするのが先決です。
まず、1日履いたブーツは乾燥するまで休ませることが大事です。脱いだあとは原因菌を除菌しましょう。ブーツのつま先まで届くスプレータイプのもので除菌するのがポイントです。
また、履く際には臭いを出さない除菌靴下を利用するのも有効です。ブーツを履いていて臭いの他に心配なのが水虫です。
最近、女性の水虫が増えているという調査結果があります。
スパやスポーツ施設等、不特定多数の人が靴を脱ぐ場所で他人の水虫菌が付着したことが原因で発症してしまうケースもあります。
水虫の予防にはできるだけ足を清潔にして、肌を乾燥させておくことが大切です。足専用の洗浄剤も市販されていますので、合わせて検討してみるのも良いでしょう。