偏頭痛の原因-不規則な食生活 / ストレス

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食生活も、偏頭痛の誘発因子になり得る危険性を含んでいます。例えば、女性のダイエット法のひとつである「食事を抜く。炭水化物を食べない」や、不規則な食事が続くと必ず偏頭痛を誘発するとされます。

頭痛は空腹時に起こることが多いものです。空腹によって血糖値が低下すると頭痛が起こります。朝食を抜くと頭痛の原因となりますから、忙しい朝でもきちんと食事をとりましょう。

3度の食事をしっかり摂取することが、偏頭痛を予防・軽減することであり、健康な身体を保つ秘訣でもあります。

特定の食べ物や飲み物を摂ると頭痛が起こることもあります。たとえば、ワインやチョコレート、チーズなどは頭痛を引き起こすことがあります。

ワイン(赤)には、ヒスタミンという血管を拡張させる物質が多く含まれているからです。

チョコレートには、チラミンという血管を収縮させる物質が多く含まれているため、一度収縮した後、チラミンが切れたときに血管が拡張してしまうのです。

チーズも、ヒスタミンとチラミン両方が多く含まれています。頭痛持ちの約30%がマグネシウム不足という報告もあります。

血管の細胞中にカルシウムが入ると血管が緊張し、出て行くと弛緩します。マグネシウムは細胞膜の機能を調節して、過剰なカルシウムが細胞に入るのを防ぐ働きがあります。

つまり、脳内にマグネシウムが少ないとカルシウムが細胞の中に留まってしまい、筋肉や血管が緊張した状態を長く続けることになるのです。

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ストレス

偏頭痛は、ストレスが引き金になって発症しますが、ストレスが持続しているときよりもストレスから解放されたときの方が発症しやすいという特徴があります。

大人の場合、週末に起こりやすく、子どもの場合は、日々のストレスから開放される平日の学校帰りや、帰宅後に発症することが多いのです。

中高年層は、社会的地位の高まりによって、多忙な日々を猛烈に過ごすことが多いものです。家庭の中でも、子どもたちの成長を含め、心配事が増える年代とも言えます。

壮年期は、バリバリの働き盛りで気力も充実しているときですが、反面ストレスを抱え込む危険を負ってしまう時期でもあります。

女性の場合では、熟年期の過大な家庭的・社会的ストレス、目の老化に伴う眼精疲労、加齢による頸・肩の筋力低下などが原因となって、不眠、イライラ感、肩こりなど、いろいろな体調不良に見舞われます。

心身ともに不安定になり、そのストレスによって偏頭痛が起こりやすくなるとも考えられています。

ストレスが偏頭痛の誘発因子だと分かれば、リラックスすることに注力すればよいということになります。

ストレス発散方法は、個人・個人で違うのはもちろんのこと、完璧にストレスを除去できるという方法もありません。

しかし、ストレスを溜め込まない方法としては、いろいろな方法が考えられます。

カラオケで好きな歌をうたい、親しい友人と騒ぐとか、適度なスポーツをする、趣味を持つ等々です。人それぞれ工夫することが望まれます。

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