肌の乾燥は美肌の大敵です。大抵の基本的なスキンケアは肌の乾燥を防ぐために行われているといっても過言ではありません。
いろいろな肌のトラブルは、肌が乾燥してくると一層進行が早くなるのです。しわやたるみだけでなく、シミやくすみもそうです。特に乾燥肌に移行するとそれは、加速的になってきます。
乾燥肌はならないように防ぐ事が大切ですが、年をとると同じようにケアしていても肌は乾燥肌に移行するようになってきます。それを少しでも遅らせて美しい肌のままでいたいですね。
乾燥肌を防ぐには日ごろのスキンケアがとても大切です。化粧水などの基礎化粧品を使って肌のケアをすることも大切ですが、他にも行える事があります。それが入浴や洗顔上の注意です。
冬には肌が乾燥しますが、それにも増して、寒いからと言って熱すぎるお湯を使うのは肌には良くありません。あくまでぬるま湯で優しく洗うことを心がけましょう。
肌が美しく見える条件というと、色が白い、潤いがある、張りがあるなどですが、特に潤いについては大切です。
潤いの無い肌、乾燥肌はただ、肌が乾燥している状態になるだけでなく、肌のいろいろなトラブルにつながっていきます。
顔は服などで保護するわけには行きませんね。どうしても、大気や紫外線にそのままさらされる事になります。ですから、乾燥しやすいのです。
顔のスキンケアの最初は洗顔です。洗顔の方法が間違っていたら、その後のスキンケアの効果も落ちてしまいます。
洗顔で大切なのは、肌への刺激を少なくすることです。それでいて効果的に汚れを落とす必要があります。
それには洗顔料を良く泡立てることです。泡で撫でるように優しく洗うことが大切です。洗顔料はきれいに洗い流しましょう。
洗顔料が残っていると肌のトラブルの元となります。でも熱いお湯で洗い流すのは禁物です。ぬるま湯で充分に洗い流します。洗ったあとは直ぐにタオルで水分をふき取ります。
この時も押さえるように優しくふき取ることです。それから直ぐに化粧水やローションで保湿しておきましょう。
乾燥肌を防ぐ入浴法
肌を乾燥から守るには日頃のスキンケアが大切ですが、入浴の方法も間違っていると乾燥肌になってきます。
特に寒くて乾燥している冬は要注意です。冬になると暖かいお風呂でぬくもって眠る事がとても嬉しいですね。
でも、あまり熱い温度のお風呂に入るのは乾燥肌の原因となってきます。熱いお湯は肌の潤いを保つ成分の皮脂まで落としてしまうからです。
熱くても38度から40度くらいのお湯に少し長く浸かって、身体の芯まで温める半身欲が肌のためにはオススメです。
それから保湿成分の入っている入浴剤なども使ってみても良いですね。入浴後の肌の潤いが違ってきます。あなたの肌に合った入浴剤を見つけて使ってみましょう。
それから、身体を洗う石鹸ですが、肌に刺激の少ないボディーソープがオススメです。身体も肌です。
乾燥しないように、コットンタオルに充分に泡立てたボディーソープで洗いましょう。
手で洗っても良いくらいです。ナイロン製のタオルなどでゴシゴシ洗うのは肌のためにやめましょう