日本だけでなく、世界の多くの国々で禁煙の輪が広がりを見せていますが、いったい現在の喫煙率はどのくらいになっているのでしょうか。
世界全体を見渡してみると、北アメリカやヨーロッパよりも東アジアのほうで喫煙率の高いことがわかっています。WHOの資料(2002年)では、中国35.6%、韓国35.0%、スウェーデン%、アメリカ23.6%です。
これは全人口と男性に関して共通ですが、対して女性の喫煙率では東アジアの国々の方が低いという傾向があります。
欧米では男女の喫煙率はおよそ同等、もしくはスウェーデンのように男女逆転している場合もあるのです。日本の喫煙率を見てみましょう。
2008年のJTの調査では、日本人全体の喫煙率は25.7%と、年々減少してきています。
この結果は13年連続の過去最低の喫煙率を示しており、1996年ごろは男性83.7%、女性18.0%あったのが、全体的に男女ともに減少しています。
この減少は1995年より始まったと言われていて、2004年以降に顕著となり、2005年には初めて4割を切りました。
ただし、この結果も男女別では少し違った見解になります。男性の平均喫煙率だけ見れば17年連続で減少しているのですが、ここ2年だけ見ると、逆に女性の喫煙率は連続で上がっているのです
また、男性と比較した女性の喫煙率を割り出した場合でも、これが緩やかに上昇しているのがわかります。
特に近年は20代女性の喫煙率が伸びており、2008年の調査においては女性の喫煙率は9.1%。20歳代が14.3%、30歳代が18.0%と比較的に若い年齢のタバコの習慣が目立っています。
これには、どうやら意識の欧米化が背景にあるようです。
別の調査を見てみましょう。年齢層別では、40歳代がもっとも高い喫煙率51.9%を占めていました。
もっと高齢の男性の喫煙率をあげてみると、1996年の約5分の2にまで減っているというのですから、特に禁煙への関心が強くなってきていると言えるでしょう。
それでも、他の先進国と比べた場合、日本人の喫煙率はまだまだ高い状態です。特に男性に関してはトップレベルであるという報告もあります。
その証拠にタバコ消費量は、1位ギリシャ、2位ハンガリー、3位クウェート、4位日本、5位スペインとなっており、アメリカとイギリスを含まない調査にいおいてですが、日本は4位に位置しているのです。
タバコをやめられないのは、意志のせいではなく、やり方が悪いのかもしれません。
・いらいらがなくなる。
・美肌になる。
・顔色がよくなる
・経済的にお得なので、コストが抑えられる。
・健康になる。
・ヤニ臭くなくなる。
・息が臭くなくなる。
・歯がきれいになる。
このようにたくさんのメリットがあります。タバコをやめようと思っている人は、是非当サイトのコンテンツを見て脱タバコを目指していただけたらと思います。
節煙とは?
節煙とは、タバコを完全にやめないで、吸う本数を減らしながら喫煙する行為です。
節煙するだけならば、それほど難しい行為ではありませんが、この方法で完全に禁煙を目指すというのはちょっと難しいようです。