「日本人は栄養不足?!」

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現代の食生活では、おそらくほとんどの人が十分な栄養補給ができないでいます。日本人の多くは、主食として精製した穀物(白米、白パンなど)を食べていますが、これらにはビタミンやミネラルなどがあまり含まれていません。

したがって、3大栄養素といわれる、たんぱく質、脂質、糖質は摂れても、実は健康と密接な関係にある栄養素はほとんど補給できていないのです。

中には「意識的に野菜をたくさん食べている」という人もいると思いますが、それでも十分な栄養補給はできません。

例えば「ビタミンC」なら、含有量が最も多いブロッコリーを生で3〜4房、「繊維質」になると、ブロッコリーを約2kgも食べなければならないのです。(ちなみに、キャベツだと3kg以上)

最近、日本人の食生活が急速に欧米化しています。

魚や野菜より肉が好まれるようになり、またライフスタイルの変化から、加工食品(スナック菓子やレトルト食品など)も急増しました。

これらには脂質や糖質、添加物(着色料や保存料)など、健康を害するものが多く含まれています。

つまり、私たちは単に栄養が不足しているだけでなく、さらに、体に害のあるものを好んで食べているわけです。

さらにさらに、ダイオキシンなどの外的な有害物質にも脅かされている今ですから、「70年代以降の人たちは60歳までしか生きられない」というのも、私は単なる冗談ではないように感じてしまいます。

現代人はミネラルが不足していることもよく知られています。

ミネラルは99年に改訂された栄養所要量で必要量が定められたように、体の不調や健康と深く結びついていますが、ビタミン同様、調理するとその量が大幅に減少してしまう栄養素です。

「だからこそサプリメント」

ビタミンやミネラルなどの栄養素が極端に不足している私たちは、本来ならば、食生活の大幅な改善をすべきところですが、多忙な現代において、それは非常に難しいことです。

たぶん、「不可能」と言っても言い過ぎではないでしょう。それほど、日本人のライフスタイルは急激に変化したのです。

そういった今、サプリメントほど便利なものはありません。

「一人一人が、自分に必要な栄養素を必要なときに必要な量だけ補給する」これが今後の「健康法」「治療法」になっていくのは“必然”とさえ、私は思います。

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〜BSEとサプリメント〜

最近、あまり話題に上らなくなったBSEですが、やはり非常に身近な食材である牛から感染するのですから、不安にならないほうがおかしいというものです。

しかし、アメリカからの牛肉輸入停止に関しては、お互いもう少し理解を示しながら、早急に話し合いをリスタートさせてほしいものです。

さて、ご存じの方も多いと思いますが、牛は、食材だけでなく、栄養剤や医薬品、化粧品などの原料にも使われています。

例えば、牛の骨が利用されたカルシウム剤、歯周病治療などの止血栓に利用される牛のコラーゲン、美白化粧品に使われていた(現在は使用禁止)、

「プラセンタエキス」などがよく知られていますが、これら以外にの製品にも、ジャンルを問わず、使用されている場合があります。(ペットフードなどもそうです)

しかし言うまでもなく、牛=BSEではないので、その点について、正しい知識を持つ必要があります。

BSEの原因物質「プリオン」は、英国での実験・研究の結果、脳、脊髄、眼および回腸遠位部(小腸の最後の部分)以外のところからBSEの感染はなく、牛乳、乳製品からも感染はないとされています。

「国際獣疫事務局」(OIE)の基準でも、牛肉は危険部位ではないとされています。

また、医薬品(医薬部外品を含む。)、医療用具、化粧品からの感染に関しても、これまで、感染したという報告は国際的にもありませんし、

プリオンは133度以上に加熱し、3気圧で20分以上加圧処理をすれば分解するとされていますので、数年前と比べれば、段違いに安全性は向上しているはずです。

やはり、今、私たちの不安を消してくれる唯一のものは、「正しい情報」です。何が安全で、何が危険なのかを、一人一人が認識することが重要なのです。

将来、狂牛病の問題だけでなく、すべての健康に関して、これからは国やメーカーなど、誰かに頼るのではなく、一人一人が正しい情報と知識を持って、

スーパーに並ぶ食材を選ぶにしても、サプリメントや化粧品を選ぶにしても、「より良い製品(商品)を選ぶための努力」をすることが必要になってくると思います。

そのことは、今やすべての事柄に言えるかもしれません。「病院選び」「薬選び」「銀行選び」「保険会社選び」……、

どれをとっても、安易に選んであとで後悔するより、十分な情報と知識を持って、失敗しない選び方をしたほうがいいはずです。

インターネットによって、多くの情報が手に入るようになった今、毎日の暮らしや家族の健康のための情報収集は、決して難しいことではありません。

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