「サプリメント」は、主にビタミン、ミネラル、ハーブなどの成分が含まれた栄養補助食品のこと。
例えば、「ハーブ・サプリメント」ならば、一般的に食品や植物から抽出される高濃度のエキスを、錠剤やカプセルにしたものを指しています。
サプリメントの本来的な役割は、あくまで「健康をサポート」すること。しかし、最近になってサプリメントには医薬品と同等、あるいはそれ以上の効果があることが研究によって明らかにされ始めています。
しかも、副作用がほとんどない、という利点が確認されたことで研究はさらに進み、今やアメリカでは医療手段の一つとして医療現場でも活用され始めています。
もちろん、効果については、科学的にも実証済みですが、サプリメントは、現代医療では抜本的な治療手段が確立されていない、
「高血圧」「糖尿病」「ガン」などの生活習慣病や、「肌荒れ」「冷え症」「肥満」「不眠」「関節痛」「便秘」「ストレス」、
さらには「鬱病」や「パーキンソン病」「痴呆症」などにおいて、大きな効果を挙げています。
サプリメントは健康を守るためのものですが、サプリメントならばどれでもいいわけではありません。
逆に、使用方法や目的を無視して使えば、体を壊してしまうことだってあります。そしてサプリメントは長く付き合っていくものですので、最低限の知識は得ておきたいものです。
今、アメリカでは、6000万人以上の人が日常的にサプリメント利用しているそうです。
そして、そのほとんどの人たちは、常に5〜12種類のサプリメントを備え、例えば、毎日の栄養補給には「ハイエナジーパック」、
風邪をひきかけたら「エスターC」、寝る前には「メラトニン」、二日酔いのときは「マリアアザミ」というように、上手に使い分けていると言います。
「必要なときに、必要な栄養素を、必要なだけ」自分のライフスタイルや体調、TPOに合わせて、使うのが最良の方法だと思います。
ただし、現代人は1億総慢性的栄養不足とも言われていますから、少なくとも、自分の弱い部分(例えば、風邪をひきやすい、など)に対しては、それを予防するためのサプリメントを日常的に摂ったほうがいいかもしれません。
さて、サプリメントを継続的に利用するようになると、経済面への配慮も必要になってきます。
といっても、海外のサプリメントは比較的安価なのでそれほど負担にはならないはずです。
ちなみに、単価だけでみると国内製品のほうが安いように感じるかもしれませんが、有効成分の含有量/単価で比較すると、実は海外製品のほうが圧倒的に安いので、おすすめは、やはり海外のものです。
サプリメントはとても便利な食品ですが、やはり、錠剤やカプセルに頼りきりの生活では、本当の健康とは言えないと思います。
サプリメントはあくまで「栄養補助食品」なのですから、日々の食生活はもちろん、適度な運動と節制には配慮して、文字通り、「補助として使う」程度が理想なのではないでしょうか。