◆免疫強化、疲労回復
◆目の障害、夜盲症、視力低下
◆成長促進
◆肌美容
ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を保つのに不可欠なビタミンです。不足すると、皮膚や粘膜の上皮細胞が乾燥して角質化が起こり、その結果、肌が荒れたり、粘膜の角質化によってウイルスや細菌に侵されやすくなり、風邪をひきやすくなると言われています。
また、ビタミンAの不足は、明暗を感知するロドプシンという網膜の感光色素の減少を引き起こすため、夜盲症の原因の一つと考えられています。
ビタミンAは、動物性の食品に含まれる「ビタミンA(レチノール)」と、緑黄色野菜などに含まれていて、必要に応じて体内でビタミンAに変化する「ベータカロチン」の2種類があります。
ビタミンA(レチノール)は脂溶性で、体内に溜めておくことができるため、レチノールとして摂りすぎた場合には、毒性を持つことがあるので注意が必要です。
しかし、水溶性のベータカロチンは過剰摂取の心配はありません。したがって、サプリメントで摂取する場合は、ベータカロチンのかたちで摂ることをおすすめします。
また、妊娠中は胎児に影響する可能性ありますので、ビタミンAの過剰摂取には十分に注意してください。
レバー、魚の肝油、緑黄色野菜、卵、乳製品
◆精神安定
◆成長促進
◆消化促進(特に炭水化物)
◆成長促進
◆乗り物酔い
糖質を分解してエネルギーを生成するのに必要です。ご飯を主食にしていたり、また加工食品が多い食生活では、ほぼ確実に不足してしまいます。
不足すると脚気や心肥大、便秘、浮腫、多発性神経炎などの原因となり、初期症状としては食欲不振、消化不良、イライラ、疲れやすいなどの症状が現れます。
B1はストレスやアルコールによって消費されるほかアルコールの毒性(アセトアルデヒド:二日酔いを起こすアルコール代謝物)の分解にも必要ですので、お酒好きの人も不足傾向にあると考えていいと思います。
加えて、脳や神経の働きにも影響を及ぼすので、特にビジネスマンには不可欠な栄養素と言うことができるでしょう。
水溶性のため、過剰摂取をしても副作用の心配はありません。しかし、体内の貯蔵できないので、毎日補充必要があります。
ビタミンB2(リボフラビン)Vitamin B2
◆口腔、唇、皮膚の炎症
◆目の疲労
◆炭水化物、脂肪、たんぱく質の代謝
◆成長促進
◆髪、皮膚の健康
「発育のビタミン」と呼ばれ、アミノ酸、脂質、炭水化物の代謝に必要で、老化や動脈硬化の一因とされる過酸化脂質の代謝にも、深く関係しているビタミンです。
また、視力、皮膚、爪、毛などの発育、さらには目や皮膚、口、鼻の粘膜の健康に欠かせない細胞の成長促進にも不可欠です。
また、肉や乳製品をあまり食べない人は、B2が不足していると考えられる為、摂取量を増やす必要があります。B2は、B6、B3、Cが一緒の時に最も効力を発揮します。
疲れ目の時は、ビタミンA(ベータカロチン)を一緒に摂ると、より効果が期待できます。
なお、抗がん剤を飲んでいる場合は、B2を多量に取りすぎると、薬が効かなくなるので注意が必要です。