◆回復力強化
◆免疫強化
◆血栓予防
◆アレルギー予防
◆血中コレステロール値の低下
ビタミンCといえば、まず一番に、「お肌に良い」というのが思いつきますが、これは、ビタミンCが肌のキメを整える「コラーゲン」の生成に関与するからなのです。
また、コラーゲンは細胞間の結合組織や骨の細胞の主成分で、これが円滑に生成されなければ、毛細血管、歯、軟骨、結合組織の健康は維持されません。
また、胃がんや肝臓ガンの発がん性物質の生成を抑える、インターフェロンの生成を促し、がんの予防や、感染に対する抵抗力を高める作用があります。
ビタミンCが不足すると、壊血病や皮下出血を引き起こしたり、成長不良、免疫機能の低下、風邪を引きやすくなるなどの症状のほか、口内炎などができやすくなったりします。
なお、タバコ1本が25〜100mgのビタミンCを破壊する為、喫煙者は、特にビタミンCを多量に摂取する必要があります。
また、抗生物質を服用している人、インスタント食品などにより食事の偏りがある人、ダイエット中、睡眠不足や過労もビタミンC不足の原因となります。
その他、ビタミンCを摂ることによって、幼児の突然死症候群(SIDS)の予防にもなります。
私たちの体内ではつくり出せないビタミンなので、食事から摂らなければいけません。
ビタミンCは果物や野菜に多く含まれていますが、熱に弱く水に溶けやすく、さらに、近年の食品のビタミン含有量の減少で、食品から十分に、また、コンスタントに摂取するのは困難といえます。
サプリメントで補う場合、ビタミンCは2〜3時間で尿と一緒に排出されてしまいますので、タイムリリース(6時間〜12時間かけて徐々に溶け出すように処理したもの)の錠剤を摂ると良いでしょう。
柑橘類、緑黄色野菜、イチゴ、トマト、カリフラワー、ピーマン
ビタミンB6 Vitamin B6
◆利尿
◆皮膚・神経障害の予防
◆つわりの緩和
◆手足の神経炎(筋肉の痙攣、ひきつり)
◆たんぱく質・脂肪の吸収
アミノ酸の代謝に関係しているほか、たんぱく質の代謝にも必要です。欠乏症としては皮膚炎、貧血、浮腫などが起こりますが、通常、欠乏症はほとんど起こりません。
B12を一緒に摂ることによって、B6適切な吸収が行われます。また、他のビタミンBの欠乏を招かないように、 B6、B1、B2は等量に摂ると良い。
小麦胚芽、レバー、大豆、キャベツ、卵、くるみ、ナッツ
ビタミンB12 Vitamin B12
◆貧血
◆成長促進
◆集中力、記憶力向上
◆子どもの食欲増進
◆神経系障害
赤血球の生成に関与し、貧血の防止に効果があります。
また、最近では成長の促進ならびに肝臓疾患に対する効果が認めれていて、特にビタミンCを併用することで、より高い効果が期待できるそうです。
不足すると、悪性の貧血や神経系の障害を引き起こす可能性があります。
甲状腺が正常に機能している場合は、B12の吸収は順調に行われるが、欠乏の症状は体がB12の貯えを使い果たし、5年以上たってからはじめてあらわれます。
B12+葉酸で、効果的な活力剤となります。お酒を多く飲む人は、特にB12が必要となります。
レバー、牛肉、豚肉、卵、ミルク、チーズ