◆風邪の予防
◆健康な骨と歯
◆結膜炎
◆ビタミンAの吸収を助ける
骨の発育を促進してカルシウムの吸収を助けるビタミンで、血液中のカルシウム量を一定に保つ働きがあります。
ビタミンDが不足すると、特に妊婦や老人の場合、骨軟化症になりやすく、乳幼児は背骨が変形してしまう「くる病」にかかる恐れがあります。
脂溶性で、太陽光線と食事から摂ることのできるのですが、日焼けをしてまうと、皮膚を通してビタミンDがつくられる作業がストップしてしまいます。
都会に住む人や、環境が悪い地域に住む人は、ビタミンDを多く摂取する必要があります。ビタミンDは、A、C、コリン、カルシウム、リンと一緒に摂ると良い。
まぐろ、さんま、いわし、にしん、鮭、乳製品
◆抗酸化作用
◆心臓病のリスクの低下
◆環境汚染物質から守る
◆疲労回復
◆流産防止
◆血管の健康維持
抗酸化作用があり、身体の細胞の老化を抑えます。ビタミンEは、血液をサラサラにする働きがあるので、動脈硬化、心疾患、生活習慣病の予防、冷え性の改善となります。
その他、ホルモンの代謝を促進する働きがあるので、生理不順、更年期障害、不妊などの女性特有の症状にも効果が期待できます。
【d-αトコフェロール】…天然成分です。こちらを選ぶように。
【β-トコフェロール】【r-トコフェロール】…天然だが、上記成分より効果が落ちる。
【dl-αトコフェロール】…合成。天然よりはるかに落ちる。
ビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂ると、より効果が期待できます。
大豆、うなぎ、ほうれん草、かぼちゃ、アボガド、ナッツ類、小麦胚芽
ビタミンK Vitamin K
◆抗酸化作用
◆心臓病のリスクの低下
◆環境汚染物質から守る
◆疲労回復
◆流産防止
◆血管の健康維持
血液を凝固させる物質(プロトロビン)の生成に必要なのがビタミンK。
ビタミンKは、腸内細菌によって体内で生成されますが、鼻血が出やすい人、抗生物質を服用している人は、腸内での生成が減少します。
そのほか、ビタミンKは骨からカルシウムが溶け出すのを防ぎます。すなわち、ビタミンKが不足するとカルシウムが溶け出し、骨がもろくなり、「骨粗鬆症」の原因となるでしょう。
抗生物質を服用している人は、腸内での生成が減少するので、補給が必要となります。
緑黄色野菜、納豆、ブロッコリー、ヨーグルト、海藻
イノシトール Inositol
◆コレステロールの低下
◆湿疹
◆鎮静効果
◆抜け毛を防ぐ
ビタミンB群の一種で、水溶性です。イノシトールは、肝臓に脂肪がたまるのを防いだり、脂肪とコレステロールの代謝に作用します。
また、脳細胞に栄養を与えたりと、大切な役割を果たしています。コーヒーをたくさん飲む人は、特にイノシトールを摂る必要があります。
コリンおよび他のビタミンBと一緒に摂ると相乗効果が期待できます。その他、コリンはイノシトールと一緒に摂ることによって、ビタミンEの効果も期待できます。
レバー、小麦胚芽、ピーナッツ、キャベツ、グレープフルーツ、レーズン、白花豆