◆精神安定
◆心臓発作の予防
◆歯の健康
◆消化不良の緩和
◆腎臓結石・胆石の予防
マグネシウムは、人間の生命維持に大きな役割を担っている心臓や血管系の健康を保つ働きがあり、神経、筋肉の興奮伝達に必要なミネラルです。
また、マグネシウムは人の細胞の機能の全てに必要とされています。マグネシウムなしでは、細胞のエネルギーの生成はストップし、電解質の安定性はバランスを崩していきます。
マグネシウムの体内での働きは、心臓の細胞に入り込んで、カルシウムなどが血管壁に付着し起こる動脈硬化や、カルシウムによる血管の収縮を抑さえる効果もあります。
このようにマグネシウムは体内の血管の浄化作用や、血管の硬化予防にも効果が高く、生命維持において非常に重要なミネラルになっています。
マグネシウムが不足すると……
◆ガン・糖尿病の網膜症
◆動脈硬化
◆血流不良による脳梗塞
◆心筋梗塞
◆震え・筋肉の痙攣
◆精神が不安定な状態
このような症状の原因となります。
またマグネシウムは、ホルモンの分泌や働きに大きく関与していて、不足すると、神経の興奮性が高まり、震えや筋肉の痙攣が起きます。
精神の不安定・抑うつ症・不安感・錯乱などの異常も起こします。その他、糖尿病を予防する働きもあります。
マグネシウムが不足すると「糖尿病合併症」などを引き起こしやすくなります。
骨粗鬆症予防にはカルシウムが必要ということはよく知られていますが、カルシウム同様、マグネシウムも骨密度を高くし、強い骨をつくる手助けをします。
肉・加工食品、清涼飲料水を多く摂る人、ストレス、足がよくつる人は、マグネシウムが不可欠です。
年齢に関係なく、ミネラル中でも一番不足していると言われているのがこの「マグネシウム」です。カルシウムと同様、キーレイトされた錠剤を摂るのが良い。
カルシウムとマグネシウムが一緒になっているものが多いのですが、その場合は、カル2:マグ1の割合である必要があります。
なお、腎臓に障害がある人が摂取する場合は、注意が必要です。
豆類、ヨーグルト、ひじき、ほうれん草、アボガド、バナナ、ナッツ類
カリウム Potassium
◆味覚・嗅覚障害
◆体内の老廃物を除去
◆血圧降下作用
◆脳への酸素供給促進
主に細胞内側にあって、浸透圧の維持などの働きをしているほか、筋肉、特に心筋の収縮を調整する働きもあり、不整脈や伝導障害を予防します。
不足すると、無筋力症や腸閉塞症などにかかったり、知覚が鈍くなって反射が低下することもあります。
ストレス、下痢、利尿剤服用者、コーヒー・アルコールを飲む人、甘いものが好きな人は、カリウムが失われ欠乏しているので、補給する必要があります。
また、大量に汗をかく人も、汗といっしょにカリウムが失われます。
低炭水化物食でダイエットをすると、体重が減るだけでなく、体内のカリウムも一緒に減ってしまうので、補う必要があります。
柑橘類、トマト、せり、緑色野菜、バナナ、じゃがいも、大豆、ひじき