アルギニン Arginine , マンガン Manganese

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アルギニン Arginine

◆脂肪代謝の抑制
◆筋肉組織の強化

アミノ酸には、必須アミノ酸とそうでないものがあります。必須アミノ酸は、体内でつくれないので、食事などから摂らなければならない一方、その他のアミノ酸は、”とりあえず”体内でつくることができます。

というのも、それらの中には、ある年齢に達すると、体内でつくれなくなってしまうものもあるからで、その代表格が、実は「アルギニン」なのです。

アルギニンは下垂体が正常に機能するために不可欠なアミノ酸で、オルニチン、フェニルアラニン、その他の神経化学物質とともに、下垂体の成長ホルモンの合成などに関与しています。

主に、免疫反応をサポートして傷の治りを早くしたり、脂肪の代謝を助け、筋肉組織を強くする働きがあるため、最近は、ダイエット・サプリメントとして、(単に減量するだけでなく、+αスタイルの改善にもつながるため)非常に人気があります。

また、男性に限って言えば、精液の80%はこのたんぱく質の建築ブロックが占めているので、アルギニンの必要量は非常に多く、欠乏すると不妊につながると言われています。

こうして、アルギニンの働きを挙げると、それらすべてが、30代、40代の人の悩みに合致することがわかりますが、

しかし、このアルギニンは、成人、特に30歳を過ぎると、ほぼ完全に下垂体からの分泌が停止してしまうのです。

ですので、30代以上の人で上記のような悩みを持っている人は、かなり意識をして、食事などから摂取したほうがいいでしょう。

ただし、ダイエットや筋肉の増強などの目的がある場合は、サプリメントで摂らないと、効果は期待できないようです。

※このとき、オルニチンと一緒に摂ると、より効果的です。

過剰摂取による副作用としては、「肌荒れ」がありますが、摂取量を減らせば元に戻る「可逆的副作用」なので、必要以上に心配することはないと思います。

ただし、統合失調症、疱疹の人も、摂取方法に関係なく、アルギニンを摂るべきではありません。

玄米、ごま、ナッツ類、チョコレート、ポップコーン、高たんぱく食品

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マンガン Manganese

◆糖質、脂質、たんぱく質の代謝

◆疲労回復

◆骨粗鬆症

◆記憶力の向上

◆精神安定

肝臓、膵臓、毛質に特に含まれ、骨の形成を促進し、肝臓や骨の酵素を活性化します。疲労やいらいらを和らげ、記憶力を増進させる効果があります。

不足すると、めまいを起こしたり、平衡感覚が狂うことがあります。

ほかにも骨の発育や生殖能力が低下し、まれに生まれてくる子どもが弱く死亡してしまうこともあります。

また、めまいを起こしやすい人、ぼんやりして忘れっぽい人は、マグネシウムを多く摂るようにした方が良いでしょう。

副作用の危険性がありますので、過剰摂取は避けてください。カルシウムとリンの多量摂取は、マンガンの吸収の妨げになります。

緑色野菜、ナッツ類、豆類、栗、貝類、玄米

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