リジン Lygine , リン Phosphoric Acid , メチオニン Methionine , コバルト Cobalt , システイン Cysteine

スポンサーリンク
リジン Lygine

◆集中力の向上
◆受精率改善
◆肝機能強化

必須アミノ酸の一種のリジンは、体内では合成できません。リジンは、体内のカルシウムをより効果的に使い、骨を保護する作用がありますので、骨粗鬆症の予防に良いといわれています。

また、コラーゲンの生成をサポートしますので、お肌を若々しく保つのにも有効です。肝臓の機能を高め、ブドウ糖、脂肪代謝をよくします。

疲れやすい、集中力の低下、目の充血、吐き気、めまい、抜け毛、貧血などの症状は、リジンが欠乏していると考えられます。

穀類のたんぱく質には、リジンが欠けているので、サプリメントで補うことで、そのたんぱく質の質が高められます。

肉、牛乳など乳製品、卵、大豆類、高たんぱく食品

リン Phosphoric Acid

◆味覚・嗅覚障害

◆体内の老廃物を除去

◆血圧降下作用

◆脳への酸素供給促進

カルシウムやマグネシウムとともに骨や歯の成分になります。

また、ビタミンB1、B2などの結合子補酵素となって糖質代謝を円滑にする働きもあり、肝臓や心臓が正常に働くように作用します。

魚、肉、卵、乳製品、大豆、ごま、そば

メチオニン Methionine

◆精神安定

◆動脈硬化

◆コレステロールの沈着

メチオニンは食品から摂取しなければならない必須アミノ酸の一つで、イオウを含んだ含硫アミノ酸です。

脳が誤ったメッセージを伝える原因となる、ヒスタミンの血中濃度を下げるので、ケースによっては、精神分裂病の症状の改善に役立ちます。

メチオニンが体内に十分にないと、体の中の尿をつくる能力が衰え、浮腫みの原因となります。

コリンと葉酸を一緒に摂ることで、ある種の主腫瘍を防ぐともいわれています。

牛乳、レバー、卵

スポンサーリンク

コバルト Cobalt

◆貧血

◆増血作用

◆神経や生体リズムの正常化

コバルトは、ビタミンB-12の一部を構成するミネラルです。

骨髄の造血機能に不可欠な物質で、赤血球や血色素の生成を促していますビタミンB群は体内で合成されますが、コバルトを含むB12は例外で、合成されません。

不足すると、貧血、食欲不振、消化不良、集中・記憶力の低下など、精神面や身体のバイオリズムに悪影響を及ぼします。

ベジタリアンの人は、肉や魚を食べている人よりも不足していると考えられます。

レバー、肉、貝類(かき、あさり、はまぐり)、牛乳

システイン Cysteine

◆シミ・ソバカスの予防

◆肌の老化防止

◆抜け毛防止

◆爪の健康

システインは、生体の正常な代謝に不可欠なSH酵素を活性化させることで、有害物質の解毒、エネルギーの発生促進、皮膚代謝促進などに作用しますが、

特に、抜け毛や皮膚、爪などのトラブルに効果があるとして、テレビなどでもよく取り上げられているようです。

シミやそばかすは、皮膚にメラニン色素が沈着している状態ですが、そのメラニン色素は、紫外線などの刺激により、チロシナーゼという酵素が活性化され、チロシンというアミノ酸を原料に生成されます。

このとき、メラニン色素が大量に(異常に)生成されたり、また、メラニン色素の排泄機構がうまく働かなかったりすると、

皮膚にメラニンが沈着して、シミやそばかすになってしまうのです。

この流れの中で、システインはシミやそばかすをつくらないために3つの働きをします。

(1)メラニンの前躯体であるドパキノンと反応して、  メラニンの生成をコントロールする

(2)皮膚の代謝促進に作用し、メラニンの排泄に関与する

(3)ビタミンCと協力して、黒色のメラニンを還元し、淡色化する

システインは、必須アミノ酸ではないので体内でつくることができます。

しかし、常に十分な量をつくれるかというと……、年齢を重ねれば、重ねるほど、それは難しくなります。

したがって、一般的にシミは年齢とともに増えていくことになりますので、サプリメントを利用してシステインを補うことはとても重要になります。

また、予防という意味でも、大きな役割を果たすでしょう。

加えて、最近の研究によって、システインには、活性酸素を除去する働きがあることもわかっています。

魚、大豆

スポンサーリンク

よろしければシェアお願いします