イチョウ葉 Ginkgo Biloba

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イチョウ葉 Ginkgo Biloba

◆脳の血行促進
◆痴呆症の予防
◆偏頭痛・耳鳴りの緩和
◆頭脳の冴え
◆うつ症状の改善
◆記憶力回復

イチョウの葉からロウの成分(ギンナンカブレの原因となる成分)や、ギンコリック酸などを取り除いて精製したもので、市販されている商品のほとんどは、「フラボノイド24%」「テルペノイド6%」が含有成分となっています。

「フラボノイド」はポリフェノールの一種で、ビタミンCやEなどと同じように、血液中の活性酸素を除去する効果があります。

しかも、水溶性のビタミンC、脂溶性のビタミンEに対して、イチョウ葉エキスのフラボノイドは、水と脂の両溶性なので、血液と血管の界面に働くのではないかと考えられています。

また、「ビロバライド」という有効成分も含まれていますが、これは記憶力回復効果を高める成分として、記憶と関連性が強い海馬領域のアミノ酸を増やす作用があります。

イチョウ葉エキスは、欧州では十年以上も前から医薬品として扱われています。

したがって、効果・効能に関する研究成果も非常に多く、今現在、医学的に効果が実証されているものだけでも、イチョウ葉エキスには、さまざまな効果があり、

例えば、「脳の血行促進」「痴呆症の予防」「偏頭痛・耳鳴りの緩和」「頭脳の冴え」「鬱症状の改善」「記憶力回復」などが、よく知られているかと思います。

特に注目したいのは、「偏頭痛や耳鳴りの緩和」に高い効果を発揮するという点です。

というのも、頭痛や耳鳴りなどの症状に対しては、今現在、西洋医学では抜本的な治療法がないのが現状だからです。

その効果については、ある臨床試験を例に挙げると、20人の老人性痴呆患者に、4週間1日240mgづつ与え、その前後の脳の血流を測定したところ、患者の末梢脳血管の血流が平均7〜8%増大し、

加えて、頭痛や耳鳴り、しびれなどの肉体症候、自発性低下、不安・抑鬱などの精神症候、失語・運動麻痺などの神経症候などの改善が、実に75%の患者(20人中15人)に見られたそうです。

イチョウ葉エキスにはいくつかの有効成分が含まれていますが、それを一つ一つ取り出してしまうと……、本来の効果は得られません。

すなわち、科学的な「どの薬理作用が効果的か」というデータではなく、生薬ならではの相乗効果が働いているわけです。

しかしながら、日本で認可されている生薬は、「傷寒論」という漢方全書に記載がある成分のみで、それ以外は単一成分で効能が確認できないと認可されません。

なので、イチョウ葉エキスのように相乗効果によって、効果が得られるものに関しては、効果の有無に関係なく、許可されない仕組みになっているのです。

一方、ヨーロッパでのイチョウ葉エキスは、30年以上の歴史を持った医薬品。しかもドイツとフランスでは、年間医薬品売り上げのトップを記録したこともあるベストセラー商品です。

97年の脳循環改善薬部門の全世界医薬品売り上げランキングでは2位。売り上げ高は800億円を超えているそうです。

なお、安全性がきわめて高い点も「イチョウ葉エキス」の特徴の一つで、例えば、中年以上の人が積極的に摂れば、痴呆の予防になり、一方、欧米では学生が記憶力を高めるために利用しているとか。

総合的に見ても、非常に優れたサプリメントと言えると思います。

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