ブロッコリー新芽 broccolisprouts

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ブロッコリー新芽 broccolisprouts

◆整腸作用
◆がん予防
◆老化防止
◆コレステロール値の低下

最近スーパーなどでも、よく見かけるようになった「スプラウト」。

「スプラウト」とは、植物の新芽の総称で、「カイワレ大根」や「もやし」もスプラウトの仲間ですが、特にブロッコリーの新芽が注目されているのは、栄養価が非常に高く、しかもガンの抑制効果があることが、近年の研究によって、わかってきたからです。

ブロッコリー自体もビタミンCやβカロチン、各種ミネラルが豊富に含まれていますが、茹でてしまうと、それらの栄養素が減少してしまいます。それでも他の野菜に比べると栄養価の高い食材です。

その茹でブロッコリーと「ブロッコリーの新芽」を比べると、ビタミンC、ビタミンB2、βカロチン、カルシウムなどは約2倍、ビタミンB1は、なんと3倍以上も含まれています。

加えて、食物繊維も多く、整腸作用があり、コレステロールを減らしたり、血糖を下げる効果もあるので、まさに、スプラウトは「栄養の宝庫」と言えます。

ブロッコリーには、「スルフォラファン」というイオン化合物が反応して生成された成分が含まれています。

この「スルフォラファン」が、解毒酵素の働きを活発にする作用と活性酸素による弊害を抑える作用があるのです。

ブロッコリーの新芽(スプラウト)の最大の特徴は、成長したブロッコリーと比べ、この「スルフォラファン」が100倍以上含まれていることです。

94年に米国ジョンズ・ホプキンス医科大学のタラレー博士が、発ガン物質を投与したラットに、ブロッコリーから分離した「スルフォラファン」を投与したところ、発ガンする頻度やガン細胞の数や大きさを大幅に抑えられるという研究結果を発表しました。

スプラウトには、女性に不足しがちな葉酸もに多く含まれています。

妊娠中の方はご存じだと思いますが、葉酸は妊娠中に不足すると、神経管閉鎖障害を持った子どもが産まれる可能性が高くなることと、たんぱく質の合成に関係するため、妊娠中、授乳中の方には必須のビタミンでもあります。

妊娠したと自覚してから摂り始めては遅いので、将来妊娠を考えている女性は、今のうちから、葉酸を摂っておくと良いでしょう。

このような効果を確実にするためには、ブロッコリーなら1週間に約1Kg食べることが望ましいのですが……、とても大変です。

しかし、スプラウトだと、「1日、50グラム以上」で十分な効果を期待できるそうです。

タバコを吸う人、睡眠不足、ストレスの溜まっている人が「スプラウト」を摂ることで、老化やがんの原因である活性酸素を抑制することができることも明らかになっています。

効果といっても、「予防的な効果」が大きいので目に見えて、病気が治ったりするわけではありませんが、

野菜をあまり食べない人はもちろん、野菜に含まれる栄養素が減少を続けている今ですから、すべての人にお薦めしたいサプリメントです。

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