ブルーベリー独特の深いブルーの色をだしているアントシアニン色素が、目にいい、視力を高くしてくれる、そして網膜を強くしてくれる効果を持っています。
アントシアニン色素は、ブルーベリーの皮にたくさん含まれています。パソコン仕事で目の疲れにお悩みの方にブルーベリーをお勧めします。
ブルーベリーとは?
ブルーベリーは、ツツジ科のスノキ属の小果樹で、その果実が濃い青紫色に熟すことからブルーベリーと呼ばれています。
しかし、北米やヨーロッパでは古くから野生のブルーベリーが愛用され、生のまま、あるいはジャムやワイン・デザートなどにして利用されています。
第二次大戦以降、ヨーロッパでは、多くの研究、臨床試験が重ねられ、1976年にイタリアで初めて医薬品として製造が承認されました。
今では多くの国で色素を抽出した粉末や錠剤が、医薬品として広く利用されています。
ロドプシンの再生能力低下が目の疲れの原因!
私たちの目から脳への情報伝達に使われるロドプシンは、目から脳へ映像を伝えるたびに分解と再合成を繰り返しています。
しかし、目の酷使や、老化によるロドプシンの再生能力低下により、ロドプシンの再合成が追いつかなくなって情報伝達力が落ちる為に、目の疲れや頭痛、肩こりの原因にもなります。
ブルーベリーは、ロドプシンの再合成を活発にします♪
ブルーベリーに豊富に含まれている青色系の色素、アントシアニンは、このロドプシンの再合成を活発にする作用があります。
これにより、視力の回復、視野が広がる、暗順応(暗闇に目が慣れる)を高めるなど、目の機能を良くする効用があり、
近視、老眼、涙目、乾き目、白内障、緑内障などの改善にも効果が認められています。
ブルーベリーはガンをはじめ生活習慣病を阻止する役割も
ブルーベリーは体内の活性酸素を抑え、ガンをはじめ生活習慣病を阻止する役割もあります。
さらに食物繊維も果物の中では抜群に多いので、便秘解消効果があります。血糖降下や心臓病予防などにも効果が認められています。
このほかルチンに似た毛細血管の保護作用や血栓をできにくくするはたらきがあり、血栓症、脳血管障害の予防などの効果が期待されます。
ブルーベリーは15種類ものアントシアニンを含んでいます。その含有量はイチゴの10倍にも相当します。
しかしこの成分は、摂取後4時間後には効果があり、24時間で消失してしまいます。そのため、毎日食べ続けることが必要です。