家族全員が犬より上になる , しつけ中の態度や言葉を統一する

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家族全員が犬より上になる

犬のしつけは、人間がリーダーになることからはじまります。しかし、家族の中の一人が犬のリーダーになれば、それで終わりというわけではありません。

家族がいる場合には、家庭内での犬の順位を考える必要があります。この順位は、子供がいる家庭で特に重要になってきます。犬にリーダーを教える際には、家族内での順位にも注意してください。

特に子供が一人という家庭では、犬が子供の弟であったり、妹になることが多くなります。これは、犬のしつけの中で問題になることです。

犬の立場が子供と一緒という環境で犬が育ってしまうと、犬が子供のいうことを聞かなくなってしまうことがあるのです。

子供のいうことを聞かないだけではなく、犬が子供を噛んだりする可能性も出てきます。

子犬の頃ならいいですが、成犬になってからこのようなことが起これば大変なことになります。

こうしたことは、犬が子供と自分の立場が同じだと認識した場合や、自分よりも下だと認識した場合に起こります。

これでは、しつけが上手くいきません。犬にリーダーを教える際に、家族よりも順位が下だと教える必要があります。

子供と犬の立場が同じになることがないように、注意してください。家族全員が犬より上の順位になるようにすることで、しつけがしやすくなります。

犬の食事は人間が食べた後にするなど、犬よりも家族の方が順位が上だと犬が認識出来るようにしてください。

犬が家庭の中での順位を認識出来れば、子供のいうこともきくようになります。

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しつけ中の態度や言葉を統一する

犬のしつけをする上で大切なことは、「統一」です。犬をしつける際は、態度や言葉を統一してください。

態度や言葉が毎回違うというようなしつけをすると、犬が混乱してしまいます。たとえば、犬に噛んではいけないと教えたいとしましょう。

このようなときに、犬が本気で噛んだときだけ怒って、甘噛みしたときには怒らないということがあると、犬は噛むことがいけないことなのか、良いことなのか判断出来ません。

犬は、「甘噛みはしてもいいけれど、本気で噛んではいけない」という判断が出来ないのです。

噛んではいけないと教えたいなら、甘噛みをしたときにも怒る必要があります。態度を統一することで、犬はしてはいけないことやしてもいいことがわかります。

家族で同じ態度を取るようにすることも大切です。

お父さんは怒るけれど、お母さんは怒らないなど、同じ行為をしても人によって怒ったり、怒らなかったりすることも犬が混乱する原因になります。

家族でどのようなときに怒って、どのようなときに褒めるのかを話し合っておきましょう。また、犬にかける言葉も統一する必要があります。

犬を怒るときに、「ダメ!」と怒ったり、「コラッ!」と怒ったりなど、言葉が違うと、犬は混乱してしまいます。

犬を怒る言葉、褒める言葉を決めておき、いつも同じ言葉をかけるようにしましょう。

態度と同じように、家族全員が同じ言葉を使って怒ったり、褒めたりするようにしてください。

必ず態度と言葉を決めておき、犬が混乱しないようにすることがしつけ成功の秘訣です。

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