田七人参の主な構成成分ーデンシチン , アルギニン

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デンシチンという成分があります。デンシチン、聞いたことがあるという人は、そう多くないかもしれません。

デンシチンは、田七人参に含まれているアミノ酸の一種です。田七人参は、でんしちにんじんと読みます。もうお分かりですよね。

田七人参に含まれている成分なので、デンシチンという名前がつけられたのです。デンシチンは、田七人参に含まれている成分であり、田七人参の多くは、中国雲南省のごく限られた地域で栽培されています。

田七人参は、栽培が難しく、収穫までに長い年月がかかるので、とても貴重な植物と言われています。そのため、田七人参に含まれているデンシチンもとても貴重な成分なのです。

このデンシチンには、どのような効果があるのでしょうか。

デンシチンは、同じく田七人参に含まれている抗酸化力が強い成分であるサポニンと並んで、非常に効果が高い成分として現在研究が進められているのだそうです。

デンシチンには、止血作用があることが認められています。止血作用とは、その名前の通り血を止める作用です。

田七人参は、歴史を遡ると、戦いのときに受けた傷の治療にも使用されている、という記録が残されているのだそうです。

また、ベトナム戦争中に止血剤として田七人参を使用していたベトナム兵を見たアメリカ兵が、田七人参をアメリカに広めた、という話もあります。

デンシチンの止血作用は、外傷出血だけではなく、打ち身や充血、内出血などにも効果があり、鼻血など粘膜系の出血や、内臓の出血にも効果があると言われています。

この止血作用は、デンシチンを含む田七人参にしかない効果なので、同じ薬用人参である高麗人参にはありません。

女性は、子宮出血を起こしたときに止血剤として、また生理中に出血が多いときなどにデンシチンを含む田七人参が使用されることもあるそうです。

そして、デンシチンには、痛みを抑える鎮痛効果もあると言われています。

止血作用があるデンシチンを摂取したい、と思う人は、田七人参のサプリメントや漢方薬を摂取すると良いようです。

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アルギニン

アルギニンという成分があります。アルギニンは、約20種類あるアミノ酸の一種です。アミノ酸には、必須アミノ酸と呼ばれるアミノ酸があります。

必須アミノ酸とは、体の中で作られないアミノ酸のことです。アルギニンは、準必須アミノ酸の中の1つです。

アルギニンは、成人になると体の中で作られるようになるので、準必須アミノ酸になるのです。

そのため、子どもは体内でアルギニンを作ることができないので、食べ物やサプリメントからアルギニン摂らなければいけません。

このアルギニンには、どのような効果があるのでしょうか。アルギニンには、まず、成長ホルモンの分泌を促進する効果があります。

成長ホルモンは、脂肪の代謝を促進し、筋肉を増強させたり、病気への抵抗力を高める効果があります。

次ぎに、免疫力をアップする効果も挙げられます。免疫力がアップすると、病気に強い体を作ることができます。

また、血液の流れを良くする効果も挙げられます。血流の流れが良くなると、血液がサラサラになり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの予防に繋がります。

そして、アンモニアを解毒する効果もあるので、肝機能の低下を改善が期待できます。

さらに、アルギニンには、肌を保湿する効果があるので、女性は美肌効果も期待することができるのです。

アルギニンを含む食品としては、鶏肉やエビ、キュウリ、ゴマ、牛乳 などが挙げられています。

より効果的に摂取するためには、クエン酸を含む柑橘類や、ビタミンB6を含む食品と一緒に摂ると良いようです。

アルギニンを過剰に摂取すると、胃炎や下痢などの症状が出る人もいるのだそうです。危険性がある症状ではないのですが、摂取するときは、摂取量に気をつけるようにしましょう。

田七人参は、体の正常な働きを助ける効果があるので、田七人参に含まれるアルギニンは、体に害を及ぼすことはありません。

すべての成分が、私たちの健康数値を正常に近づけるようにインプットされた、とても不思議な田七人参をぜひ試してみてくださいね。

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