グルコサミンは体内の軟骨成分で、ブドウ糖から合成されるアミノ酸の一種。サプリメントにはカニやエビの殻から取り出したキチン質が用いられています。
軟骨細胞を形成する基礎になる栄養成分であり、間接部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たし、ひざの痛みを緩和する作用があると脚光を浴びています。
グルコサミンとは?
グルコサミンはひざの痛みを緩和する作用があると脚光・・・・・
グルコサミンは体内の軟骨成分で、ブドウ糖から合成されるアミノ酸の一種。
サプリメントにはカニやエビの殻から取り出したキチン質が用いられています。
軟骨細胞を形成する基礎になる栄養成分であり、間接部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしています。ひざの痛みを緩和する作用があると脚光を浴びている成分でもあります。
コンドロイチンは関節や軟骨に多く含まれまています!
コンドロイチンは関節や軟骨に多く含まれます。
ムコ多糖類の一種でねばねばした粘性を持ち、体内で重要な役割をはたしますが、歳とともに失われていきます。
ヨーロッパでは、従来から関節炎の治療薬として用いられてきました。アメリカでは、「変形性関節症の治療法」という本が出版されてから、一大ブームになっています。
グルコサミンは消化吸収力が違います!
キチン質自体は吸収があまり良くありません。そこで消化吸収されやすくしたものがグルコサミンです。
製造方法は、カニやエビなどの甲殻類の殻を希塩酸や希水酸化ナトリウムで処理をして、カルシウムやたんぱく質を除去したものがキチンです。
このキチンを濃塩酸で加水分解し、脱色、濾過、濃縮、洗浄、乾燥したものがグルコサミンになるのです。
グルコサミンの主な作用
グルコサミンは関節炎の改善に大きな効果が・・・・
中高年に多い関節症は、長年の酷使によって軟骨がすり減り、骨と骨がこすれるために起きます。
軟骨はグルコサミノグリカンというムコ多糖体で作られますが、このムコ多糖体の産出には、グルコサミンの働きが必要です。
加齢によってグルコサミンの生成が低下するため、軟骨は作られにくくなります。
効果としては以下のように、関節炎の改善です。
■関節の動きをなめらかにする。
■歩行時の膝の痛みや違和感をとる。
■起きあがるときの腰や足のつっぱり感を消す。
■股関節やひじなどの痛みや違和感をとる。
1982年にポルトガルで行われた臨床試験で、1200人以上の患者に、グルコサミン硫酸塩を1日1500mg、3回に分けて50日間与えました。
その結果95%もの人に改善効果がありました。日本でも数件の実験結果があります。
それによると、70〜80%の患者に痛みが消えた、1〜3ヶ月で痛みが和らいだ、などの結果が出ています。