ズワイガニを美味しく食べる方法にはとても様々な方法がありますが、中でもスタンダードなズワイガニの食べ方に「鍋」があります。
ここではズワイガニを使った鍋料理の具体的なレシピについて詳しく紹介していきたいと思います。
ズワイガニをもらったけれどどうやって食べれば良いかわからない、ズワイガニの鍋をしたいけれどどんな味付けをしたら良いのかわからない、
美味しいズワイガニの鍋料理のレシピが知りたい、という方々はぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは早速ズワイガニを使った鍋料理のレシピを見ていきましょう。まず鍋料理を作る前に下準備をしていきます。
ズワイガニはゆでてある場合はそのままでOKですが、生のズワイガニの場合は鍋料理を作る前にしっかりゆでておきましょう。
ズワイガニがすっぽり入るくらい大きな鍋に水を入れ、ズワイガニをゆでていきます。
このとき水は塩水にしておくこと、ズワイガニが浸るくらいの水の量にしておくことがポイントになります。
さらに今回はズワイガニを使った鍋料理を作るということなので、以上のポイントのほかにダシをとるための昆布を入れておくこともポイントになります。
ズワイガニの甲羅くらいの大きさにカットした昆布を入れて、ズワイガニをゆでていきましょう。
ズワイガニは大きさによってゆでる時間も違ってきますので、ズワイガニをゆでる際の細かい点についてはこちらを参考にしてください。
ズワイガニがゆで上がったら、ズワイガニを裏返しにして冷ましておきます。
ズワイガニをゆでたゆで汁は捨てないでおいてくださいね。ズワイガニを冷ましている間に、鍋のダシを作っていきましょう。
ダシは昆布とかつお節を使った「一番ダシ」が本格的な味が出るのでおすすめです。
一番ダシの作り方は、まず鍋に昆布を入れて水を張り、火にかけます。昆布が加熱され泡が出てくる頃になったら昆布を取り出します。
そしてかつお節を入れ、沸騰してきたら火を止めましょう。かつお節が沈殿してきたら一番ダシの出来上がりです。一番ダシは使う前にしっかり濾しておきましょう。
では、いよいよ鍋を作っていきます。一番ダシを鍋に入れて火にかけていきます。
一番ダシを作る余裕がない場合には、市販のダシの元を使っても構いません。沸騰してきたら火を弱くし、みりん、お酒、薄口醤油、砂糖を入れて再度加熱します。
もう一度沸騰してきたら、火を弱くして味見をしてみてください。
味が薄いと感じる場合でも、この後ズワイガニを入れることで塩気が出てくるので問題ありません。これで鍋のスープはほぼ完成となります。
また、ズワイガニのさばき方については【家庭でも簡単にできるズワイガニの正しいさばき方】を参考にしてみてくださいね。
スープの中に野菜とズワイガニを入れたら、最後にズワイガニをゆでたときのゆで汁を入れて、ズワイガニの鍋料理が完成となります。
とても簡単なので、初めてのズワイガニ料理にもおすすめです。ぜひ皆さんもズワイガニの鍋料理を作ってみてくださいね。