体がだるくて眠いと感じる時は、体には何が起きているのでしょう。
しっかり寝ているのに体がだるくて眠い時は、栄養が不足している可能性があります。ビタミンBが不足しているのが、体がだるい原因かもしれません。
ビタミンBは体の疲労を回復する作用があるので、不足すると、疲れやすくなって眠い、だるいという症状が出やすくなります。
体がだるい時は、3食きちんと食べるようにし、肉類、魚類、納豆などの大豆食品で、タンパク質をしっかり取る必要があります。
体がだるい時は、血液の循環が悪くなっている可能性があります。酸素やエネルギーが全身に運ばれなくなると、だるさを感じるようになります。
頭を使い過ぎていても、体がだるくなり、眠くなります。脳のエネルギー源であるブドウ糖やアミノ酸が不足すると、集中力が低下し、だるさを感じるようになります。
体にストレスがかかっている可能性もあります。ストレスは自律神経の乱れをもたらし、睡眠障害や血行不良による冷えなどの原因になり、体にだるさをもたらします。
ストレスが溜まると体はだるいと感じて疲れやすくなり、眠い状態になります。
夏バテ?夏に体がだるくなるのはどうして?
夏になると夏バテになり、よく体がだるくなりますが、これはどうしてそうなるのでしょう。夏には、体がだるくなる原因が色々潜んでいるからです。
まず挙げられるのが、暑さです。
夏になると急激に温度が上昇します。暑さで大量の汗をかくと水分を摂ることになりますが、あまりに暑いと水分を摂り過ぎる傾向にあります。
そうすると胃液が薄まって胃の機能が低下します。胃腸の機能が低下すると、結果的に食欲不振や栄養不足になり、体のだるさを感じるようになります。
夏は不快指数が高く、梅雨の時期などは湿度が高くなって気分が悪くなります。
都会では熱帯夜になることも多く、暑さで夜眠れなくなると睡眠不足になり、翌日に疲労を残すことになります。
そうした日が長く続くと、体のだるさはいつまでたっても解消されないことになります。夏に体がだるくなるのは、冷房も影響しています。
ビルのオフィスなどでは、冷房が効き過ぎている傾向にあります。長時間そうした場にいると、体がかなり冷えます。
仕事が終わって外に出ると外気との大きな温度差に体がついていけなくなり、だるさが起こってしまうのです。