審美歯科や美容歯科などでホワイトニングを施術してもらったときに、痛いなどの感覚を感じた方も少なくないかと思います。
施術中はもちろん不安もあり、ちょっとした事でも痛いと感じることはあるかと思いますが、自宅に戻ってある程度時間が経過してからも痛みを感じる方々もいるかと思います。
そういった、痛いと感じたとき歯はどのようになっているのでしょうか。
多くの場合は、日本人特有の歯の薄さから来る視覚過敏によるものと言われています。
知覚過敏をご存知の方は多いかと思いますが、冷たいものや刺激物が歯に接触したときに歯の表面の小さな傷を介して神経に刺激を与えてしまう症状のことです。
ホワイトニングを施術した3人に1人は、こういった知覚過敏による痛みを誘発してしまうようです。
また、それ以外では、歯の亀裂から神経に薬液が直接届いてしまった場合などやホームホワイトニングの時に、
適正な時間で薬液を使用しなかった場合などにも、歯茎などが炎症を起こすことによって、痛いと感じる場合があるようです。
知覚過敏から来る痛みなどは一過性
ホワイトニングの施術そのものは、とても安全で信頼あるものなのですが、日本人の体質上どうしても避けられない痛みなどもあるのは事実です。
しかし、基本的にそういった知覚過敏から来る痛みなどは、一過性のものがほとんどなので、万が一痛みが続く場合や眠れないほど痛いなどの症状の場合は、
無理に我慢することなく、出来るだけ早く歯科医師に相談し適切な処置を受けるようにしましょう。