ニキビ跡治療を専門医で行なう場合は、美容外科、皮膚科、エステ等の候補があります。
各々特色があって、どこでニキビ跡治療を行うのが一番いいかは結構悩みどころですよね。
まず、都市部やその他の地域に開業しているかどうかも、通いやすさの観点から医療機関選びのポイントになりますので、最初にチェックしておくとよいでしょう。
エステや美容外科は、皮膚の状況に合わせてスキンケアコースが分かれています。
エステや美容外科は、ニキビ予防の為のディープクレンジングなどの美肌効果がメインで、ケミカルピーリングなどを専門で行う場合コストパフォーマンスが悪いのではないでしょうか。
皮膚科では、湿疹、カブレ、ニキビ跡治療のほか、大きな火傷など全身に及ぶ症例の治療まで幅広く行います。
又、他の診療科とも連携しているっていう安心感があります。
健康保険の適応外にはなりますが、ニキビ跡治療に効果のある先端医療技術を受けられる皮膚科も増えてきました。
ニキビ跡治療には、「AHA(アルファハイドロキシ酸)」等の薬も使用します。
薬に対する安全性なんかもあり、ニキビ跡治療には皮膚科の受診をオススメします。
医薬品での ニキビ跡治療
ここで「医薬品」に関してまとめておきたいと思えます。
医薬品というのは、人体や動物の病気診断・治療・予防の為に使う薬の事です。
「医療用医薬品」「一般用医薬品」っていう分類方法があって、これは、医薬品の入手方法に関係してます。
また具体的には、「内服薬」「外用薬」等の種類があります。
医療用医薬品は、医師の処方箋が必要な医薬品で、一般医薬品は街の薬局で入手出来る医薬品のことを指します。
一般医薬品は、大衆薬、市販薬や家庭用医薬品とも呼ばれています。
ニキビ跡治療に使用する医薬品は、薬局で手軽に入手出来るものもありますが、医師の処方箋が必要なものもあります。
又、日本で使用許可がおりていない ニキビ跡治療薬を使うときは、海外からの個人輸入が必要になります。
ですが、万一の問題があった場合は、全て自己責任となるのです。
ニキビや ニキビ跡治療を薬で行なう場合には、専門医の診察を受けて行なう方が無難と言えるようです。
漢方薬で ニキビ跡治療
「漢方薬」の存在は古くから知られています。
漢方薬の大きな特色は、体のバランスを整えて体質改善をすることが目的なので、ごく一般的な薬である「西洋薬」の様な即効性はありません。
ニキビ跡治療を薬で行なう場合、気にしていないつもりでも即効性を求めてしまいます。又、薬は対症療法として用いるケースが目立つ為、即効性が必要な場合が殆どです。
漢方薬は、植物や動物に含有されている自然の生薬を組み合わせて、時間をかけて体質を改善することで健全な体になるのです。
ニキビが出来る要因は、食習慣をはじめとする普段の生活習慣の乱れやストレスがおおきく関係してきます。
又、再発を何度も繰り返すことにより症状が悪くなって、ニキビ跡としてのこります。
ニキビができにくい肌質をつくる為には、根本的な体質改善も必要です。
そういう意味でも、漢方薬は体質改善に有効な薬だと言えます。
尚、西洋薬との併用は、専門医と相談して行なうようにして下さいね。