口臭の原因は多種多様です。お口の中のケアが行き届いていない、虫歯がある等本人の不注意による場合から、
ストレス等が原因となる「胃からくる口臭」の場合もありますし、病気がもとで発生してしまう口臭もあります。
口臭がある事を伝えるのは難しい事かもしれませんが、相手がどのような状況であるのか理解してあげて、そのうえで伝える事が大切な事です。
たとえば、ストレスからくる口臭がある人に対しては、直接的に指摘すると、ストレスを更にためてしまう可能性も否定できませんので、
「何か悩んでることでもある?」などと遠回しに聞いてみて、悩みを聞いてあげる事が口臭予防になるでしょう。
ストレスがなくなれば、口臭もなくなると信じて。
また、相手自体の性格にもよります。
上のように遠回しで表現した方がいいのか、それともストレートに伝えた方がいいのか、
ストレートに伝えるとしても「口臭がきつい!」ではなく、「口の臭いはちょっと強いね」でもいいのではないでしょうか。
電話でも相手の声が聞こえない時に「声が小さくて聞こえません!」とはいいませんよね?
「声が遠い様ですので」といいますよね?
口臭も「臭い」とか「きつい」ではなく、
「強い」という表現であれば、ストレートでありながらも、表現は柔らかくありませんか?
また、相手に「何故そんな事を言うの?」と思わせるような一言を伝える方法もいいかもしれません。
例えば、「今日、胃の調子が悪い?」とか、「ガムかなんか買ってこようか?」とかが良い例ですね。
そうすると、相手は「何故そんな事を言うの?」と言ってくるでしょう。
場合によっては、「口臭い?」とストレートに言ってくる可能性もあります。
それに対し、上で書いた「強い」という言葉を使って、「ちょっと強いかも。」と返せば、相手は突然気を悪くするようなことはないでしょう。
口臭の指摘は、赤の他人でしたら正直なところ放置しておくでしょう。
しかし、アナタが気にしている人だからこそ伝えてあげれば、他の場所で本人が恥ずかしい場面に遭遇しなくとも済むはずです。
まとめますと、相手がどういう状況なのか、どのような性格なのかをまず良く考えて、相手が「?」と言ってくるような内容の話を振ってみて、
言ってきたら、柔らかい言い回しで伝えてみる事がアナタが気になっているあの人の口臭を治療・予防に導く方法でしょう。